取引所CFD・くりっく株365の「銀ETF」

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取引所CFD・くりっく株365の「銀ETF」

2023年9月に新規上場する銀ETFって何?

このページでは、CFD(くりっく株365)に上場してる銀ETFについて解説しています。

くりっく株365で取引しているコモディティ銘柄の原資産は「現物」ではなく「ETF(上場投資信託)」という特徴を持っています。

「銀ETF」であれば、銀そのものの価格ではなく、銀ETFである「WisdomTree 銀上場投資信託(証券コード:1673)」の価格を取引対象としています。

銀先物価格と銀ETF価格に差異が生じるのか

銀先物取引の価格と銀ETF価格の値動きに違いがあるのか検証しています。

グラフ1.銀先物価格(2021年年初来)

グラフ1.銀先物価格

(出所:TradingViewによるSILVER FUTURESチャート

グラフ2.銀ETF価格(2021年年初来)

グラフ2.銀ETF価格

(出所:TradingViewによるWISDOMTREE 銀上場投信チャート

グラフ1に表示した銀先物取引とグラフ2に表示した銀ETFの値動きの違い、分かりますか?

分かりにくいので、2つを重ねたものがグラフ3です。2021年初来を起点とした変動率は次のようになっています。

グラフ3.銀先物取引と銀ETF価格の変動

グラフ3.銀先物取引と銀ETF価格の変動

(出所:TradingViewによるSILVER FUTURESチャート

青色の線が銀先物価格、赤色の線が銀ETF価格の変動です。タイミングによって多少のズレが生じていますが、基本的な変動についてはほぼ同じであることが確認できました。銀ETF(WisdomTree 銀上場投資信託)は銀の価格との連動を目指すETFであり、円建ての金融商品なので値動きはほぼ一致しています。

ちなみにこの銀ETFは、「ロンドン地金市場協会(LBMA)の規格にもとづく銀地金」を組み入れ対象にしているので、「原油ETF」のように先物市場のサヤを気にする必要がありません。

原油ETF証拠金取引の特徴については、「コンタンゴとバックワーデーション」をご覧ください。

銀先物取引と銀ETF証拠金取引のどちらが有利か

金融商品を売買する際に考えなければならないのが「流動性」です。

大阪取引所の銀先物取引の取引枚数は非常に少ないため、個人投資家がスムーズな取引を行う難易度は非常に高いと言えます。一方、銀ETF(WisdomTree 銀上場投資信託(証券コード:1673))の売買高は数万株から十数万ほどありますので銀ETFの方が流動性のある取引と言えます。

東京証券取引所の現物株市場や、大阪取引所のデリバティブ市場は「オークション方式」で取引されています。オークション方式では株式や権利を売りたい人と買いたい人が取引所にオーダーを出し、売りたい人が提示した価格と買いたい人が提示した価格がマッチングした時初めて取引が成立します。流動性のある銘柄であれば望んだタイミングで売買できますが、流動性が低い場合はそうはいきません。たとえ安い値段で購入し、高くなったタイミングで転売しようとしても「買い手」がいなければ売ることができません。

そこで有効になってくるのが、「マーケットメイク方式」です。
マーケットメイク方式とは、マーケットメイカーが提示した価格で投資家が売買をおこなう方式です。最大の利点は、オークション方式よりも流動性が確保しやすい点にあります。
通常であれば、マーケットメイク方式の場合、マーケットメイカーが価格を提示し続けているので、相手がいないため成立しないということになりません。

価格変動が期待できるのに、市場参加者が少ない銘柄を売買するのであれば、マーケットメイク方式を採用しているCFD(くりっく株365)の方が、より安全に売買できると言えます。

銀の変動要因

World Silver Surveyによると近年の銀の需要と供給は次のとおりでした。

銀の需要と供給

供給

  2022年 2023年 2024年
鉱山生産 26,025 25,830 25,613
リサイクル 5,504 5,556 5,563
ネットヘッジ供給
ネット公式販売 54 51 46
総供給量 31,583 31,437 31,222

(トン)

需要

  2022年 2023年 2024年
産業用(全体) 18,298 20,353 22,110
電気・電子 11,548 13,846 15,102
…うち、太陽電池 3,672 6,017 7,217
ブレージングアロイ・ソルダー 1,529 1,561 1,612
その他産業用 5,221 4,946 5,396
フォトグラフィー 855 840 812
宝飾品 7,295 6,318 6,572
銀製品 2,286 1,717 1,830
ネット現物投資 10,486 7,562 6,593
ネットヘッジ需要 557 379
総需要 39,778 37,169 37,918

(トン)

出典:The Silver Institute

需要の半分以上は電気・電子部品や太陽電池などの産業用品として使われています。それ以外では宝飾品や現物投資のウエイトが高く、近年は、太陽電池のウエイトも高くなってきています。

インフレ対策に貴金属を購入するのであれば、銀ETFも選択肢の一つとして考えられそうです。

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