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海外マーケット(シカゴコーンは5営業日連続の上昇)

シカゴコーンは5営業日連続の上昇

(NY貴金属)
25日のNY金は狭いレンジでの取引を強いられたが、小しっかりとなった。NY金期近12月限は前日比0.7ドル高の1205.1ドル、NY白金期近1月限は同6.5ドル安の826.2ドル。
米FOMCが始まったが、追加利上げはほぼ確実視されている。市場では利上げの打ち止めの時期が示されるかどうか注目が集まっている。1200ドル台を維持していたが、NYダウ続落は支援材料に。一方で、米長期金利のさらなる上昇から金の上値は限られ、1210ドルは大きな壁になっていた。白金は期近10月限の整理商いを浴びて下落している。自動車用触媒の需要後退は否めず、パラジウムの堅調地合いも支援材料にされなかったようだ。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
25日のWTI原油は続伸しているものの、トランプ米大統領がOPEC批判をまた展開したこともあり、上げ一服の様相をみせた。WTI原油期近11月限は前日比0.20ドル高の72.28ドル、北海ブレント期近11月限は同0.67ドル高の81.87ドル。RBOBガソリン11月限は同1.34セント高の205.55セント、NYヒーティングオイル期近11月限は同1.95セント高の230.97セント。
23日の会合で産油国の追加増産が見送られたことが引き続き支援材料となり、一段高を演じていた。この原油価格の急伸に関して、トランプ米大統領はOPECは略奪していると指摘。それを受けて、WTIはマイナス圏に値を消す場面も。ただし、産油国のスタンスを変えることはできないだけに、また買い直されることに。原油価格の上昇と米中貿易摩擦の拡大を警戒してNYダウは続落する一方、米国での好景気に対する期待からNY石油製品は続伸しており、WTIがヘッジ売りを浴びて伸び悩んでいた。目先は米APIの在庫統計が注目される。

(CBOT大豆)
25日のCBOT大豆は打診買いで反発しているが、高値から大きく値を消す動きもみせている。期近11月限は前日比5.75セント高の846.75セント、期近1月限は同5.25セント高の860.50セント。
米中貿易摩擦の拡大から、週明けの大豆は値崩れを演じた。ただ、すでに大豆への追加関税が決定しており、米国からの大豆輸入が完全に見送られる訳でもなく、また、いずれ南米大豆の端境期に入るため、中国も米国大豆の輸入を強いられるとの思惑もあり、買い直されることに。米コーンベルトでの降雨による収穫遅れ懸念から一時15セント以上も急伸したが、大豊作懸念から売り場提供となり、高値から10セント以上も値を消して取引を終えた。

(CBOTコーン)
25日のCBOTコーンは続伸し、これで5営業日連続での上昇となった。期近12月限は前日比3.25セント高の363.75セント、期近3月限は同3.25セント高の375.75セント。
豊作に対する懸念はくすぶっておおり、前日のシカゴ引け後に発表された作柄状況や収穫進捗率は売り材料と評価され、アジア時間帯の軟調な展開につながっていた。その後、米農務省は23万9630トンのメキシコ向け成約があったことを明らかにしている。大豆と異なり、コーンの輸出需要な好調さを維持しており、これが評価され、上伸へ。上昇局面では米コーンベルトの断続的な降雨も買い材料になっていた。その後、大豆の高値からの値崩れもあり、コーンは上げ幅を縮小することに。引けにかけて買い直されたが、テクニカルな買いが影響したとみられる。

エクスプレスコメント(《穀物》 米農務省の作付意向面積と全米在庫の要旨)

《穀物》 米農務省の作付意向面積と全米在庫の要旨

米農務省は29日(日本時間30日深夜1時)に2018年度の米国の作付意向面積と3月1日現在の全米在庫を明らかにしているが、その要旨は下記の通り。

(作付意向面積) 単位:百万エーカー
今回発表  予想平均       予想レンジ    前年度実績
コーン  88.026  89.420  87.550-91.000  90.167
大豆   88.982  91.056  89.900-92.600  90.142
全小麦  47.339  46.297  43.900-47.200  46.012

(3月1日現在の全米在庫) 単位: 十億ブッシェル
今回発表  予想平均    予想レンジ   前年同期
コーン  8.888  8.703  8.550-8.881  8.622
大豆   2.107  2.030  1.810-2.110  1.739
小麦   1.494  1.498  1.450-1.640  1.659

AMコメント(東京トウモロコシは続伸も、物足りない上昇が続く)

東京トウモロコシは続伸も、物足りない上昇が続く

(東京トウモロコシ)
26日の東京トウモロコシは続伸も、上げ渋りに変わりなし。11時現在の期先9月限は前日比150円高の2万3600円。
シカゴコーンは6営業日連続で上昇し、その期間の上昇幅は20セント以上。東京の連休前と比較しても10セント以上も急伸している。しかし、連休明けの東京の反応はイマイチで、円安も無視して、前日は小幅高にとどまった。連休前からシカゴ急伸を無視した展開をみせていただけに、本来であれば、2万4000円を試す水準でもおかしくはないが。ひとまず、前日よりも上げ幅が大きいものの、物足りない上昇幅に変わりない。週末にかけて、東京はかなり割安な値位置に対する反動高を強いられる可能性もある。

デイリーコメント(東京金は反発も、米FOMC待ちで商いは低調)

東京金は反発も、米FOMC待ちで商いは低調

(東京原油・石油製品)
26日の東京原油・石油製品は波乱含みの中、マチマチ。原油期先2月限は前日比70円高の5万3830円、ガソリン期先3月限は同260円高の6万8010円、灯油期先3月限は同40円安の7万1960円。
イラン産原油の供給不安を材料に海外原油は一段と上伸したものの、国連総会でのトランプ米大統領の演説において、原油価格の抑制をOPECに要求するなど、原油高騰に対する警戒もあり、海外原油の上げは一服。その後発表された弱気な米APIの月報の影響で、海外原油は下押ししており、円安の中、東京原油は反落へ。夜間取引では5万4000円台に上伸する場面もあったが、目先の上昇は一巡とも考えられる。10月からの米国による戦略備蓄在庫の放出が予定されていること、高値からに値崩れで海外原油のチャートも悪化しており、海外市場の下押しも予想される。昼前に下落していたNYヒーティングオイルが上伸したが、中間留分在庫の減少とNYダウ先物の上伸を材料にした切り返しとみる。このNYヒーティングオイルの上伸を好感してブレントは81ドル台、WTI期近11月限は72ドル台を回復。東京原油はプラス圏に水準を切り上げ、5万3800円台に値位置を切り上げた。夜間取引では米EIAの在庫統計が注目されるが、米API同様、弱気な内容を警戒すべきで、下振れも。さて、本日、ガソリン4月限が発会したが、需要期限月だけに、サヤを買う動きとなったが、やや買われ過ぎとみる。

(東京貴金属)
26日の東京金は反発。金期先8月限は前日比11円高の4349円、白金期先8月限は同8円安の2980円。
東京金はNY金の水準切り上げと円安を好感して反発している。9時台にドル高を嫌気してNY金が下落しており、東京金も4340円台半ばに値を消した。しかし、その後のドル安を好感してNY金が買い戻されたことで、東京金はまた4350円台を回復。さて、日本時間27日朝3時に米FOMC声明、3時半にパウエル米FRB議長の会見が予定されており、市場の関心は集まっている。このため、東京金の商いは低迷し、NY金の動きもボックス圏にとどまった。市場では利上げの打ち止め時期が示されるかどうか注目している。一連のイベント後の米長期金利を見極めたい。

(東京ゴム)
26日の東京ゴムは期近中心に売られる。期先3月限は前日比0.9円安の169.0円。
東京期近の軟調地合いが続いており、期先の重石になっていた。期近限月の軟調地合いから順ザヤでのサヤ拡大につながり、期先の心理面の売り材料に。10時台に上海ゴムの上伸から先限は夜間の高値を更新した。170.5円でのまとまった売りもこなしたが、買いが続かず、早々に170円割れへ。上海株価が急伸したものの、戻りをみせた上海ゴムがまた売られたため、東京ゴムの期近限月の地合い悪化から期先の売りスタンスは継続。来週、中国は国慶節で長期休場となるが、長期休場期間に東京ゴムが急落することもあることを留意したい。

(東京トウモロコシ)
26日の東京トウモロコシはシカゴ続伸と円安を受けて続伸も、まだまだ上げ足りず。期先9月限は前日比160円高の2万3610円。
シカゴコーンは6営業日連続の上昇となり、その期間の上昇幅は20セント以上に。東京の連休前と比較しても10セント以上も急伸している。さらに円安が進行しているが、連休明けの東京はそのシカゴ急伸と円安を無視して上げ渋りをみせ、その反動もあり、東京はいつも以上に大きく買い進まれた。連休前から東京はシカゴ急伸を無視していたことから、この東京の上昇も物足りない上げといえる。これまでの上げ渋りを考慮すれば、2万4000円を試す値位置でもおかしくはないが。ただ、10時過ぎには2万3600円を下回るなど、物足りない上昇に逆戻りしてしまった。その後、2万3600円台回復も、上値の重い展開の解消にならず。

(東京米国産大豆)
26日の東京一般大豆は同じ。期先8月限は前日と変わらずの4万3510円。
東京一般大豆はバイカイのみで、用なしの展開が続いている。シカゴ大豆もボックス圏で推移している。

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