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海外マーケット(NY金は強気の米経済指標を嫌気して急反落)

NY金は強気の米経済指標を嫌気して急反落

(NY貴金属)
23日のNY金は、急反落し、期近12月限としては7月17日以来の安値水準まで大きく売られた。NY金期近12月限は前週末比34.6ドル安(2日分合計で23.7ドル安)の1837.8ドル、NY白金期近1月限は同25.5ドル安(同19.8ドル安)の931.7ドル、NYパラジウム期近12月限は同30.5ドル安(同34.0ドル安)の2353.8ドル。
米製造業PMIが上振れしたことで、金は1860ドル台半ばの値位置から一気に1830ドル台に急落。ストップロスの売りがヒットしたことで、先日の安値である1850.0ドルをあっさり下抜いた。1828.0ドルの安値示現後、1830ドル台には戻すものの、1840ドルが大きな壁となっていた。期近12月限の整理商いが本番を迎える中、26日の感謝祭を前にして、整理商いに拍車がかかったといえる。週明けもワクチン開発の動きが圧迫要因となり、軟調地合いを強いられていた。堅調地合いをみせていた白金も金の急落に追随して大きく売られており、970ドルで目先の戻り高値示現ともみられている。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
23日のWTI原油は、続伸。WTI原油期近1月限は前週末比0.64ドル高(2日分合計で1.16ドル高)の43.06ドル、北海ブレント期近1月限は同1.10ドル高(同1.86ドル高)の46.06ドル。RBOBガソリン1月限は同2.68セント高(同3.75セント高)の119.71セント、NYヒーティングオイル期近1月限は同2.45セント高(同3.92セント高)の131.58セント。
引き続き、石油市場ではワクチンに対する期待が先行し、目先の需要悪化懸念は売り材料になり切れず、一段と上伸している。上昇のリード役となっているNYヒーティングオイルは清算値決定にかけ、上げ幅を拡大するなど、強調地合いは継続している。強気の米製造業PMIやOPECプラスによる現行水準の減産幅延長観測も支援材料になっていた。在庫統計に対して、ロイター通信が集計したアナリストの事前予想平均の暫定値で、原油在庫は前週比30万バレル減、ガソリン在庫は同20万バレル増、中間留分在庫は同80万バレル減となっている。

(CBOT大豆)
23日のCBOT大豆は、大幅続伸し、期近1月限は12ドルちょうどを示現した。期近1月限は前週末比11.00セント高(2日分合計で14.00セント高)のセント、期近3月限は同12.00セント高(同17.00セント高)の1193.25セント。
週明けから買いが先行し、早々に12ドルちょうどの高値を付けた。南米の乾燥リスクを警戒した買いが殺到したため。その後はさすがに利食い売りが先行し、上げ一服も、プラス圏で推移している。1186.0ドルを安値に下値固めの様相をみせた。米農務省が明らかにした週間輸出検証高は200万トンを越える強い内容だったことも支援材料に。12ドルも通過点との声が一般的。

(CBOTコーン)
23日のCBOTコーンは、期先限月中心に続伸している。期近12月限は前週末比3.50セント高(2日分合計で4.00セント高)のセント、期近3月限は同5.25セント高(同6.00セント高)のセント。
大豆同様、南米の乾燥した天候リスクを好感して急伸し、期近12月限は4.2850ドルのこれまでの高値を更新し、4.30ドルに迫る動きをみせた。しかし、4.30ドル台には抵抗をみせた。ところで、前週末から期先のサヤが買われるようになったが、将来的な南米の供給不安が再燃しているためとみられている。期近3月限はすでに4.30ドル台で推移しており、今後、4.50ドルを意識した展開も予想される。

エクスプレスコメント(《米国産穀物レポート》)

《米国産穀物レポート》

シカゴ穀物市況

 シカゴコーンはシカゴ小麦の大幅安に追随して反落しているが、小幅安にとどまった。大豆は12万0700トンの仕向け先不明の成約があったことを好感して期近中心に続伸している。
シカゴ小麦はロシアの小麦産地で恵みの雨が確認され、冬小麦の作付にプラスに働くことから、急反落へ。今週も降雨が予想されており、ウクライナの乾燥リスクの後退も警戒されていた。
ただ、南米の乾燥した天候リスクに変わりはなく、シカゴコーン期近12月限は4.10ドル台での下値固めから、4.20ドルを試す水準まで戻りを何度はみせていた。それでも、小麦急落は無視できず、週末に付けた4.20ドルがひとまず、壁になっていた。

情報分析

・米農務省による生育進展状況(25日現在)
米農務省は26日シカゴ引け後にコーンと大豆の生育進展状況を明らかにしている。
コーンの収穫は全米平均で72%(前週60%、前年38%、平年56%)。収穫に対する事前予想平均は73%(予想レンジは68%~75%)。
大豆の収穫は同83%(前週75%、前年57%、平年73%)。収穫に対する事前予想平均は86%(予想レンジは83%~89%)。

米国産穀物相場の見通し

 トウモロコシは玉次第の動きでマチマチ。シカゴ通りの動きをみせないことから、人気は一段と低迷している。11月になれば、強気の需給報告期待から、シカゴコーンの一段の急伸も予想されるため、割安な値位置の反動高へ。このため、今週は押し目や突っ込みで買いを狙いたい。

AMコメント(金標準の期先はNY金値崩れで急落)

金標準の期先はNY金値崩れで急落

24日の金標準の期先はNY金値崩れで急落。11時時点で金標準の期先10月限は前日比101円安の6147円、白金標準の期先10月限は同48円安の3132円。
国内市場が休場中にNY金は1828ドルまで急落し、連休明けの金標準は寄付きから大幅下落の展開となっている。再開後のNY金は朝方から軟調地合いを継続し、10時過ぎに前日の安値を下回り1823.2ドルまで下がると金標準の期先は6143円まで下がる動きとなっている。NY金は12月限の整理商いが進む中でNYダウ先物上昇やドル高の動きを背景に一段の下落の動きとなっている。金標準もNY金の値崩れの動きから6150円割れは通過点と見て6100円割れを目指すと見たい。

デイリーコメント(金標準の期先はNY金の大幅続落で6150円割れ)

金標準の期先はNY金の大幅続落で6150円割れ

(東京石油市場)
24日のドバイ原油・バージガソリン灯油は海外原油の上昇で急反発。ドバイ原油の期先4月限は前日比1340円高の2万9980円、バージガソリン期先5月限は同1130円高の4万2280円、バージ灯油期先5月限は同1390円高の4万5150円。
昨日の海外原油は続伸しWTIの1月限は43.36ドルまで上昇した。この海外原油の続伸の動きを受けて連休明けの東京石油市場は上げ幅を拡大する動きとなった。ドバイ原油の期先は寄付き直後に2万9830円まで上昇したが、その後は上げ一服の動きを見せ2万9530円まで上げ幅を縮小した。ただ10時過ぎからNYダウ先物の堅調地合いもあってWTIが徐々に上がる動きを見せ、昼過ぎに43.55ドルまで上がるとドバイ原油は3万円まで上がった。高値をつけてからWTIの上げ一服もあってドバイ原油は上げ幅を縮小し15時前に2万9890円まで下がる動きも見せた。WTIは日中に43.63ドルまで上がり上値水準を切り上げている。NYダウ先物は続伸となっており、まだワクチン開発に対しての期待感が強く株高の流れは続き、海外原油もそれに引っ張られると見たい。ドバイ原油も日中に3万円まで上がったが海外原油の堅調地合いから11月12日の高値の3万0090円は通過点と見て直近の高値を更新する動きになると見たい。

(貴金属市場)
24日の金標準の期先はNY金の大幅続落で6150円割れ。金標準の期先10月限は前日比111円安の6137円、白金標準の期先10月限は同46円安の3134円、パラボリックの期先10月限は同140円高の7800円。
昨日のNY金は急落の動きを見せ12月限は一時1828ドルまで下がる動きとなった。このNY金の急落を受けて連休明けの金標準の日中立会の寄付き直後は一気に6200円割れの展開となり6162円まで下がる動きとなった。NY金は朝方か続落の動きとなり1830ドルを割れる動きになると徐々に下げ幅を拡大し、12時過ぎに1818.8ドルまで下がると金標準は6128円まで下落した。安値をつけてからNY金が1820ドル台まで戻る動きを見せると金標準は6140円台まで下げ幅を縮小する動きとなったが戻りもイマイチとなった。NY金は日中にNYダウ先物の続伸やドル高の動きから1818.8ドルまで下値水準を切り下げる動きとなっている。まだワクチン開発の期待感からNY株価の上昇の動きが続くとみており、新型コロナウイルスに対してのリスクの後退からNY金の軟調地合いは続くと見てたい。金標準もNY金の値崩れによって6200円を割れてから6122円まで下がる動きとなっているが、NY金が目先1800ドル割れも警戒される動きとなっていることから金標準も6100円割れも想定したい。白金はNY白金の急落で日中で白金標準の期先は3106円まで下がる動きとなった。その後はNY白金が939.5ドルまで戻る動きを見せると白金標準は3144円まで下げ幅を縮小した。15時前になるとNY金が940.7ドルまで上がり白金標準は3146円の日中高値を更新した。NY白金はNYダウ先物の続伸に引っ張られ940ドル台まで反発する動きとなっている。まだNY株価の上昇は続くと見てNY白金は更なる戻りも期待したい。白金標準もNY白金の反発で3140円台まで下げ幅を縮小する動きとなったが、株式市場の動き次第では3150円以上の戻りも想定したい。

(ゴム市場)
24日のゴムRSSの期先は大幅続伸。期先4月限は前日比8.0円高の234.8円。
夜間立会でゴムRSSの期先は続伸し229.9円まで上昇する動きを見せ、日中立会はNYダウの上昇や為替の円安の動きもあってゴムの期先は寄付き直後に232.9円まで上がった。その後は上げ幅を縮小する動きを見せ11時過ぎには229.3円まで下押しする場面を見せたが、上海ゴムがマイナス圏からプラス圏まで上がる動きを見せるとゴムの期先は再び買われる動きを見せ12時過ぎには234.4円まで上がった。15時前にも買われる動きを見せ234.9円の高値更新となった。日中にゴムの期先は234円台まで上がり11月18日の安値から出直りの動きとなっている。上海ゴムも序盤はマイナス圏で推移していたが、その後続伸する動きを見せ堅調地合いを継続している事からゴムの期先の目先は11月17日の高値の241.5円を目指す動きなると見たい。

(トウモロコシ市場) 
24日のトウモロコシはシカゴコーンの上昇で反発。期先11月限は前日比200円高の2万4860円。
昨日のシカゴコーンは続伸の動きを見せ12月限は4.2975ドルまで上がる動きを見せた。このシカゴコーンの続伸を受けて連休明けのトウモロコシの期先は寄付き直後に2万4940円まで上げ幅を拡大した。その後は10時再開のシカゴコーンの反落もあって2万4880円まで上げ幅を縮小する動きを見せたが、下げも限定的となり2万4900円台まで戻る動きとなった。昼過ぎからシカゴコーンの下げ幅拡大もあってトウモロコシは15時前に2万4860円まで下がり日中の安値を更新する動きとなった。シカゴコーンはシカゴ大豆の反落に引っ張られ反落する動きを見せているが、南米の天候リスクの再燃もあって下がったところはまた買われる動きになると見たい。トウモロコシは日中は為替の円安の動きもあってシカゴコーンの反落に対して下げは限定的となっており、シカゴコーンの戻り局面では2万5000円超えを期待したい。

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