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海外マーケット(海外原油は急反落)

海外原油は急反落

(NY貴金属)
21日のNY金は上伸し、改めて1300ドルを意識する展開となった。NY金期近12月限は前週末比5.1ドル高の1296.7ドル、NY白金期近10月限は同3.1ドル高の985.5ドル。
バノン米大統領主席戦略官・上級顧問が事実上、更迭されたことを受け、週末からNY金は値崩れを強いられ、週明けもその軟調地合いを序盤は強いられた。しかし、次第に北朝鮮リスクを警戒する事態となり、1290ドル台を回復すると、次第に上値を試す展開に。そして、ドル安をきっかけにして、1299.7ドルの高値を示現するなど、安値から10ドル以上も急伸する場面もみせた。ただ、前週末の高値である1306.9ドルには至らず。25日のジャクソンホールでのイエレン米FRB議長やドラギECB総裁の講演が控えており、1300ドル台の買いに慎重さも伺える。ところで、週明けに非鉄が急騰したことで、パラジウムも追随して急伸しており、その連想で白金や銀も一時大幅高をみせたが、実勢悪から高値から大きく値を消している。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
21日のWTI原油は反動安を強いられ、急反落を演じている。WTI原油期近10月限は前週末比1.13ドル安の47.53ドル、北海ブレント期近10月限は同1.06ドル安の51.66ドル。RBOBガソリン9月限は同3.99セント安の158.41セント、NYヒーティングオイル期近9月限は同4.92セント安の157.12セント。
前週末の海外原油はてテキサス州での製油所火災をきっかけにして石油の供給不安が台頭し、NY石油製品が上伸し、それに追随して原油も買い進まれたが、結果的に週末のポジション調整のテクニカル要因の買いが大きく水準を押し上げていた。しかし、世界的な原油の供給過剰に変わりはなく、週明けは実勢悪を認識した売りが膨らみ、清算値決定にかけてストップロスのウリがヒットして、下げ幅を拡大していった。今週も週末に強引に買い進まれた反動安のパターンをみせることに。ブレントは50ドルちょうどから53ドルちょうどまで急伸したが、半値押し以上を強いられているが、実勢悪からまた50ドルを試すとの見方もある。ドル安・ユーロ高が支援材料にならなかった経緯からすると、ファンダメンタルズ面が重要視されて売られたことになる。ロイター通信が集計した在庫統計に対するアナリストの事前予想で、原油在庫は前週比340万バレル減になっていたが、発表後、原油が急落したように、市場の支援材料になり切れず。

(CBOT大豆)
21日のCBOT大豆は反落。期近9月限は前週末比5.00セント安の932.50セント、新穀11月限は同2.50セント安の935.25セント。
米コーンベルトでの週末から週明けにかけての降雨による作柄改善観測を嫌気して反落することに。とりわけ、主産地であるアイオワでの恵みの雨が評価されることに。全般に狭いレンジの取引となったが、作柄状況とクロップツアーの中間報告待ちの影響とみられる。シカゴ引け後に発表される作柄状況に関して、全米平均の優と良の合計に対する事前予想平均は60%(前週59%)。

(CBOTコーン)
21日のCBOTコーンは米コーンベルトの降雨が売り材料となって反落。期近9月限は前週末比4.00セント安の348.00セント、新穀12月限は同4.00セント安の361.75セント。
週明け序盤から降雨を嫌気して軟調地合いを強いられた。特に最大の生産地であるアイオワで週末から降雨が確認されており、週明けの降雨も恵みの雨になるという。ところで、21日からクロップツアーが実施されている。初日はオハイオとサウスダコタの調査を実施しているが、オハイオの一部の調査の結果が流れており、170.9ブッシェルだったという。その地域の前年度のイールド予想は160.0ブッシェル、過去3年平均は167.4ブッシェル。一方、サウスダコタでは154.35ブッシェルで、前年度は166.87ブッシェル、過去3年平均は164.39ブッシェル。あくまでも一部地域の報告だが、意外に良好な水準である。ちなみに、米農務省の第一回生産高予想で示されたオハイオのイールドは171ブッシェル、サウスダコタは140ブッシェルで、これが中間報告での参考となる。シカゴ引け後に発表される作柄状況に関して、全米平均の優と良の合計に対する事前予想平均は62%(前週62%)。新穀12月限は前週の安値を更新しており、3.60ドル割れも時間の問題とみられている。

エクスプレスコメント(海外原油は大幅急落、WTI期近ベースで昨年12月以来の安値示現)

海外原油は大幅急落、WTI期近ベースで昨年12月以来の安値示現

WTI原油・NY石油製品・北海ブレント市況

 WTI・ブレントとも大幅安を強いられ、清算値決定にかけて失望売りが膨らみ、ストップロスの売りもヒットして下げ幅を大きくしていた。WTI期近4月限は50ドルに急接近し、ブレント期近5月限は53ドル割れもみせた。
注目の米EIAの在庫統計(下記参照)で、原油在庫は急増したものの、ガソリン在庫と中間留分在庫は揃って大幅に減少した。原油の増加幅以上に、石油製品在庫の減少幅が上回ったことで、WTIは戻りをみせ、52.92ドルの高値を示現した。しかし、その後の下げがほぼ一本調子で、WTIの51ドルを下回ってからの戻りはみられず、ストップロスの売りを伴って急落し、50.05ドルの安値を示現した。
当初、期近4月限の200日移動平均線である51.20ドルを下回ったあと、一目均衡表の雲の下限である51.05ドルの間で推移していたが、ここでも上値が重く、その後の失望売りのキッカケにもなった。
急落の主因は米国の原油増産である。原油が順調に増産が進展しており、前日発表された米EIAの月報での米国原油の増産予想が裏付けられることに。2017年の原油生産を前月の10万バレル増から33万バレル増の日量921万バレルに引き上げしていた。
OPECや非OPECの減産の足並みの乱れもあり、米国の原油増産によって減産がカバーされる可能性も指摘されている。
WTIは期近ベースで昨年12月7日以来の安値を示現したが、週末の米ベーカー・ヒューズの掘削リグ次第で、50ドル割れもみえてくる。

情報分析

・米EIAの週間石油在庫統計
米EIA(エネルギー情報局)は8日、3日現在の週間石油在庫統計を明らかにしている。
原油在庫は前週比820.9万バレル増(事前予想平均は190万バレル増)、ガソリン在庫は同655.5万バレル減(同140万バレル減)、中間留分在庫は同267.6万バレル減(同90万バレル減)、製油所稼働率は85.9%(同86.4%、前週86.0%)。WTI原油の認証在庫であるクッシング在庫は前週比86.7万バレル増。
前日、米API(石油協会)が発表した週間石油在庫統計で、原油在庫は前週比1160万バレル増、ガソリン在庫は同500万バレル増、中間留分在庫は同290万バレル減、クッシング在庫は同78.8万バレル増。
3日までの一週間の石油需要は日量平均で1990.0万バレル(前週1949.6万バレル、前年1986.4万バレル)、ガソリン需要は同926.8万バレル(前週868.6万バレル、前年941.1万バレル)、中間留分需要は同409.1万バレル(前381.3万バレル、前年370.6万バレル)。
原油生産は日量平均で908.8万バレル(前週903.2万バレル、前年907.8万バレル)、原油輸入は同815.0万バレル(前週759.8万バレル、前年804.8万バレル)。

東京石油製品・原油の相場見通し

 東京石油市場は大幅安へ。円安もあり、海外原油の大幅安ほどの急落には至っていないが、もともと、下げ渋りをみせていただけに、ここでも下げ渋ると一層、割高な値位置となる。
さて、原油先限は3万7000円割れもみせた。前日、WTI原油の200日移動平均線や一目均衡表の雲の下限である51.10ドル前後までの急落は予想されるとして、3万8000円割れも指摘していたが、それ以上の海外原油の急落は予想外だった。下げはひとまず一服するだろうが、NYダウの下落もあり、日経平均株安による円高次第で、東京はまた売られる可能性もある。

AMコメント(東京石油市場は総じて急反落)

東京石油市場は総じて急反落

(東京原油・石油製品)
22日の東京原油・石油製品は反落も、下げ幅縮小。11時現在の原油期先1月限は前日比630円安の3万3890円、ガソリン期先2月限は同550円安の4万7650円、灯油期先2月限は同600円安の4万8450円。
週末にテクニカル要因で強引に買い進まれた海外原油の週明けの急落の動きは今週もみられ、8月に入ってパターン化している。週明けの東京の急伸は格好の売り場となり、原油期先は高値から1000円以上も急落することに。日中取引では円高解消と海外市場の小反発もあり、戻りをみせている。急落したため、値ごろ買いも台頭し、朝方から下げ渋りをみせているが、強引に買われ過ぎで、新規仕掛けは米APIの在庫統計を見極めてからが無難。

デイリーコメント(シカゴ安を無視して東京トウモロコシは強引に買い進まれる)

シカゴ安を無視して東京トウモロコシは強引に買い進まれる

(東京原油・石油製品)
22日の東京原油・石油製品は海外原油の急反落に追随して急落。原油期先1月限は前日比50円安の3万3950円、ガソリン期先2月限は同430円安の4万7770円、灯油期先2月限は同550円安の4万8500円。
期待通りに週明けの海外原油は急反落をみせ、東京原油先限は夜間で1000円以上の下げを演じる場面もみせた。日中取引では円安進行から下げ幅を縮小し、昼に原油先限は3万4000円台回復も。在庫統計に対する期待もみられ、思惑買いが台頭したとも考えられるが、急落した場合、東京市場の値ごろ買いが多くみられるだけに、その動きが本日もみられたといえる。目先は米APIの週間在庫統計に注目。原油在庫の減少が予想されるものの、ガソリン在庫が増加すれば、後者に反応することも予想され、発表を見極めたいところ。本日の東京は思惑買いに全般に下げ渋ったといえる。
(東京貴金属)
22日の東京金はNY金の戻りに反発。金期先4月限は前日比7円高の4508円、白金期先4月限は同5円の3430円。
狭いレンジの動きだったが、東京金は夜間から反発。NY金が一段と上伸したためで、円高進行の中、東京金は下げ渋りを演じていた。ところで、再開したNYダウ先物が急伸すたため、NY金は一転、値を消してしまった。一方、朝方の円高が解消され、円安が進行したため、東京金は高値水準を維持し、4510円台での取引が中心に。目先は23日にドイツで予定されているドラギECB総裁の講演で、それを警戒してNY金の1300ドル示現は厳しいと考えたい。
(東京ゴム)
22日の東京ゴムはマチマチ。期先1月限は前日比0.3円安の216.5円。
夜間ではマチマチだったが、円高や時間外の上海ゴム安を嫌気して、朝方は軟調地合いを強いられた。上海安を改めて確認した時点で、下げ幅を拡大し、先限は213.7円の安値を示現。しかし、下げは一時的で、その後は値ごろや打診買いに上伸し、昼前に217円台を示現し、プラス圏に買い直される場面もみられた。非鉄の堅調地合いに上海ゴムが動意をみせたため。ただ、ここから買うには220円を意識するため、217円台の買いは一服。14時台に非鉄の堅調地合いを好感して218円台まで上伸したが、買い続かず、上げ幅縮小となった。
(東京トウモロコシ)
22日の東京トウモロコシはシカゴ安を無視して強引に買い進まれ上伸。期先9月限は前日比220円高の2万1050円。
シカゴの下げ幅拡大と円高進行もあり、先限は一時、2万0750円まで下落したが、期先7月限は2万1000円を維持する動きをみせたため、全般に下げ渋っていた。日中取引では先限は2万0800円を維持する動きをみせ、下げ渋りは継続へ。注目のクロップツアーの中間報告が発表された。日本時間9時にオハイオ、10時にサウスダコタが発表され、予想以上に悪化していない内容で、シカゴは軟調地合いをみせていた。しかし、昼前からシカゴは戻りをみせ、東京市場ではその戻りをキッカケに買い煽りが台頭し、週明けのシカゴ反落がなかったような戻りをみせることに。シカゴの戻りは自律反発とみるべきだが、東京の下げ渋りがこのまま続くと、迂闊に売れなくなるだけに、今後とも内部要因の動きに注視して仕掛けたいが。午後に入って高値誘導の動きがより顕著になったが、期先7月限の強引な戻りが牽引役に。
(東京米国産大豆)
22日の東京一般大豆は玉次第。期先8月限は前日比20円高の4万6000円。
東京一般大豆は全くの用なしの商状をみせた。前日、サヤ修正で先限が大きく値を消したが、その分、シカゴ安・円高でも下げ渋った。日中取引ではシカゴ大豆の戻りもみられたが、東京は反応薄。流動性の欠如で、打診的な仕掛けとみられず。噴き値待ちが無難か。

株式・FX市場情報

動画コンテンツ

東京金は反発

  • 2017/08/22
  • 本日の商品先物市場
  • オンライントレード

商品市場情報

海外マーケット(海外原油は急反落)

海外原油は急反落

(NY貴金属)
21日のNY金は上伸し、改めて1300ドルを意識する展開となった。NY金期近12月限は前週末比5.1ドル高の1296.7ドル、NY白金期近10月限は同3.1ドル高の985.5ドル。
バノン米大統領主席戦略官・上級顧問が事実上、更迭されたことを受け、週末からNY金は値崩れを強いられ、週明けもその軟調地合いを序盤は強いられた。しかし、次第に北朝鮮リスクを警戒する事態となり、1290ドル台を回復すると、次第に上値を試す展開に。そして、ドル安をきっかけにして、1299.7ドルの高値を示現するなど、安値から10ドル以上も急伸する場面もみせた。ただ、前週末の高値である1306.9ドルには至らず。25日のジャクソンホールでのイエレン米FRB議長やドラギECB総裁の講演が控えており、1300ドル台の買いに慎重さも伺える。ところで、週明けに非鉄が急騰したことで、パラジウムも追随して急伸しており、その連想で白金や銀も一時大幅高をみせたが、実勢悪から高値から大きく値を消している。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
21日のWTI原油は反動安を強いられ、急反落を演じている。WTI原油期近10月限は前週末比1.13ドル安の47.53ドル、北海ブレント期近10月限は同1.06ドル安の51.66ドル。RBOBガソリン9月限は同3.99セント安の158.41セント、NYヒーティングオイル期近9月限は同4.92セント安の157.12セント。
前週末の海外原油はてテキサス州での製油所火災をきっかけにして石油の供給不安が台頭し、NY石油製品が上伸し、それに追随して原油も買い進まれたが、結果的に週末のポジション調整のテクニカル要因の買いが大きく水準を押し上げていた。しかし、世界的な原油の供給過剰に変わりはなく、週明けは実勢悪を認識した売りが膨らみ、清算値決定にかけてストップロスのウリがヒットして、下げ幅を拡大していった。今週も週末に強引に買い進まれた反動安のパターンをみせることに。ブレントは50ドルちょうどから53ドルちょうどまで急伸したが、半値押し以上を強いられているが、実勢悪からまた50ドルを試すとの見方もある。ドル安・ユーロ高が支援材料にならなかった経緯からすると、ファンダメンタルズ面が重要視されて売られたことになる。ロイター通信が集計した在庫統計に対するアナリストの事前予想で、原油在庫は前週比340万バレル減になっていたが、発表後、原油が急落したように、市場の支援材料になり切れず。

(CBOT大豆)
21日のCBOT大豆は反落。期近9月限は前週末比5.00セント安の932.50セント、新穀11月限は同2.50セント安の935.25セント。
米コーンベルトでの週末から週明けにかけての降雨による作柄改善観測を嫌気して反落することに。とりわけ、主産地であるアイオワでの恵みの雨が評価されることに。全般に狭いレンジの取引となったが、作柄状況とクロップツアーの中間報告待ちの影響とみられる。シカゴ引け後に発表される作柄状況に関して、全米平均の優と良の合計に対する事前予想平均は60%(前週59%)。

(CBOTコーン)
21日のCBOTコーンは米コーンベルトの降雨が売り材料となって反落。期近9月限は前週末比4.00セント安の348.00セント、新穀12月限は同4.00セント安の361.75セント。
週明け序盤から降雨を嫌気して軟調地合いを強いられた。特に最大の生産地であるアイオワで週末から降雨が確認されており、週明けの降雨も恵みの雨になるという。ところで、21日からクロップツアーが実施されている。初日はオハイオとサウスダコタの調査を実施しているが、オハイオの一部の調査の結果が流れており、170.9ブッシェルだったという。その地域の前年度のイールド予想は160.0ブッシェル、過去3年平均は167.4ブッシェル。一方、サウスダコタでは154.35ブッシェルで、前年度は166.87ブッシェル、過去3年平均は164.39ブッシェル。あくまでも一部地域の報告だが、意外に良好な水準である。ちなみに、米農務省の第一回生産高予想で示されたオハイオのイールドは171ブッシェル、サウスダコタは140ブッシェルで、これが中間報告での参考となる。シカゴ引け後に発表される作柄状況に関して、全米平均の優と良の合計に対する事前予想平均は62%(前週62%)。新穀12月限は前週の安値を更新しており、3.60ドル割れも時間の問題とみられている。

エクスプレスコメント(海外原油は大幅急落、WTI期近ベースで昨年12月以来の安値示現)

海外原油は大幅急落、WTI期近ベースで昨年12月以来の安値示現

WTI原油・NY石油製品・北海ブレント市況

 WTI・ブレントとも大幅安を強いられ、清算値決定にかけて失望売りが膨らみ、ストップロスの売りもヒットして下げ幅を大きくしていた。WTI期近4月限は50ドルに急接近し、ブレント期近5月限は53ドル割れもみせた。
注目の米EIAの在庫統計(下記参照)で、原油在庫は急増したものの、ガソリン在庫と中間留分在庫は揃って大幅に減少した。原油の増加幅以上に、石油製品在庫の減少幅が上回ったことで、WTIは戻りをみせ、52.92ドルの高値を示現した。しかし、その後の下げがほぼ一本調子で、WTIの51ドルを下回ってからの戻りはみられず、ストップロスの売りを伴って急落し、50.05ドルの安値を示現した。
当初、期近4月限の200日移動平均線である51.20ドルを下回ったあと、一目均衡表の雲の下限である51.05ドルの間で推移していたが、ここでも上値が重く、その後の失望売りのキッカケにもなった。
急落の主因は米国の原油増産である。原油が順調に増産が進展しており、前日発表された米EIAの月報での米国原油の増産予想が裏付けられることに。2017年の原油生産を前月の10万バレル増から33万バレル増の日量921万バレルに引き上げしていた。
OPECや非OPECの減産の足並みの乱れもあり、米国の原油増産によって減産がカバーされる可能性も指摘されている。
WTIは期近ベースで昨年12月7日以来の安値を示現したが、週末の米ベーカー・ヒューズの掘削リグ次第で、50ドル割れもみえてくる。

情報分析

・米EIAの週間石油在庫統計
米EIA(エネルギー情報局)は8日、3日現在の週間石油在庫統計を明らかにしている。
原油在庫は前週比820.9万バレル増(事前予想平均は190万バレル増)、ガソリン在庫は同655.5万バレル減(同140万バレル減)、中間留分在庫は同267.6万バレル減(同90万バレル減)、製油所稼働率は85.9%(同86.4%、前週86.0%)。WTI原油の認証在庫であるクッシング在庫は前週比86.7万バレル増。
前日、米API(石油協会)が発表した週間石油在庫統計で、原油在庫は前週比1160万バレル増、ガソリン在庫は同500万バレル増、中間留分在庫は同290万バレル減、クッシング在庫は同78.8万バレル増。
3日までの一週間の石油需要は日量平均で1990.0万バレル(前週1949.6万バレル、前年1986.4万バレル)、ガソリン需要は同926.8万バレル(前週868.6万バレル、前年941.1万バレル)、中間留分需要は同409.1万バレル(前381.3万バレル、前年370.6万バレル)。
原油生産は日量平均で908.8万バレル(前週903.2万バレル、前年907.8万バレル)、原油輸入は同815.0万バレル(前週759.8万バレル、前年804.8万バレル)。

東京石油製品・原油の相場見通し

 東京石油市場は大幅安へ。円安もあり、海外原油の大幅安ほどの急落には至っていないが、もともと、下げ渋りをみせていただけに、ここでも下げ渋ると一層、割高な値位置となる。
さて、原油先限は3万7000円割れもみせた。前日、WTI原油の200日移動平均線や一目均衡表の雲の下限である51.10ドル前後までの急落は予想されるとして、3万8000円割れも指摘していたが、それ以上の海外原油の急落は予想外だった。下げはひとまず一服するだろうが、NYダウの下落もあり、日経平均株安による円高次第で、東京はまた売られる可能性もある。

AMコメント(東京石油市場は総じて急反落)

東京石油市場は総じて急反落

(東京原油・石油製品)
22日の東京原油・石油製品は反落も、下げ幅縮小。11時現在の原油期先1月限は前日比630円安の3万3890円、ガソリン期先2月限は同550円安の4万7650円、灯油期先2月限は同600円安の4万8450円。
週末にテクニカル要因で強引に買い進まれた海外原油の週明けの急落の動きは今週もみられ、8月に入ってパターン化している。週明けの東京の急伸は格好の売り場となり、原油期先は高値から1000円以上も急落することに。日中取引では円高解消と海外市場の小反発もあり、戻りをみせている。急落したため、値ごろ買いも台頭し、朝方から下げ渋りをみせているが、強引に買われ過ぎで、新規仕掛けは米APIの在庫統計を見極めてからが無難。

デイリーコメント(シカゴ安を無視して東京トウモロコシは強引に買い進まれる)

シカゴ安を無視して東京トウモロコシは強引に買い進まれる

(東京原油・石油製品)
22日の東京原油・石油製品は海外原油の急反落に追随して急落。原油期先1月限は前日比50円安の3万3950円、ガソリン期先2月限は同430円安の4万7770円、灯油期先2月限は同550円安の4万8500円。
期待通りに週明けの海外原油は急反落をみせ、東京原油先限は夜間で1000円以上の下げを演じる場面もみせた。日中取引では円安進行から下げ幅を縮小し、昼に原油先限は3万4000円台回復も。在庫統計に対する期待もみられ、思惑買いが台頭したとも考えられるが、急落した場合、東京市場の値ごろ買いが多くみられるだけに、その動きが本日もみられたといえる。目先は米APIの週間在庫統計に注目。原油在庫の減少が予想されるものの、ガソリン在庫が増加すれば、後者に反応することも予想され、発表を見極めたいところ。本日の東京は思惑買いに全般に下げ渋ったといえる。
(東京貴金属)
22日の東京金はNY金の戻りに反発。金期先4月限は前日比7円高の4508円、白金期先4月限は同5円の3430円。
狭いレンジの動きだったが、東京金は夜間から反発。NY金が一段と上伸したためで、円高進行の中、東京金は下げ渋りを演じていた。ところで、再開したNYダウ先物が急伸すたため、NY金は一転、値を消してしまった。一方、朝方の円高が解消され、円安が進行したため、東京金は高値水準を維持し、4510円台での取引が中心に。目先は23日にドイツで予定されているドラギECB総裁の講演で、それを警戒してNY金の1300ドル示現は厳しいと考えたい。
(東京ゴム)
22日の東京ゴムはマチマチ。期先1月限は前日比0.3円安の216.5円。
夜間ではマチマチだったが、円高や時間外の上海ゴム安を嫌気して、朝方は軟調地合いを強いられた。上海安を改めて確認した時点で、下げ幅を拡大し、先限は213.7円の安値を示現。しかし、下げは一時的で、その後は値ごろや打診買いに上伸し、昼前に217円台を示現し、プラス圏に買い直される場面もみられた。非鉄の堅調地合いに上海ゴムが動意をみせたため。ただ、ここから買うには220円を意識するため、217円台の買いは一服。14時台に非鉄の堅調地合いを好感して218円台まで上伸したが、買い続かず、上げ幅縮小となった。
(東京トウモロコシ)
22日の東京トウモロコシはシカゴ安を無視して強引に買い進まれ上伸。期先9月限は前日比220円高の2万1050円。
シカゴの下げ幅拡大と円高進行もあり、先限は一時、2万0750円まで下落したが、期先7月限は2万1000円を維持する動きをみせたため、全般に下げ渋っていた。日中取引では先限は2万0800円を維持する動きをみせ、下げ渋りは継続へ。注目のクロップツアーの中間報告が発表された。日本時間9時にオハイオ、10時にサウスダコタが発表され、予想以上に悪化していない内容で、シカゴは軟調地合いをみせていた。しかし、昼前からシカゴは戻りをみせ、東京市場ではその戻りをキッカケに買い煽りが台頭し、週明けのシカゴ反落がなかったような戻りをみせることに。シカゴの戻りは自律反発とみるべきだが、東京の下げ渋りがこのまま続くと、迂闊に売れなくなるだけに、今後とも内部要因の動きに注視して仕掛けたいが。午後に入って高値誘導の動きがより顕著になったが、期先7月限の強引な戻りが牽引役に。
(東京米国産大豆)
22日の東京一般大豆は玉次第。期先8月限は前日比20円高の4万6000円。
東京一般大豆は全くの用なしの商状をみせた。前日、サヤ修正で先限が大きく値を消したが、その分、シカゴ安・円高でも下げ渋った。日中取引ではシカゴ大豆の戻りもみられたが、東京は反応薄。流動性の欠如で、打診的な仕掛けとみられず。噴き値待ちが無難か。

株式・FX市場情報

動画コンテンツ

東京金は反発

  • 2017/08/22
  • 本日の商品先物市場
  • オンライントレード

東京金はNY金の値崩れを嫌気して続落

  • 2017/08/21
  • 本日の商品先物市場
  • オンライントレード

8月21日(月)今週の相場見通し

  • 2017/08/21
  • 今週の相場見通し
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需給・各国経済指標

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需給・各国経済指標

ゴム

2017/08/22 FUJITOMI

  • 2017/08/22
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ゴム

貴金属

2017/08/22 FUJITOMI

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貴金属

穀物

2017/08/15 FUJITOMI

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穀物

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