取引所CFD・くりっく株365の「プラチナETF」

このページでは、CFD(くりっく株365)のプラチナETFについて解説しています。
これまでくりっく株365市場のコモディティ分野では、「金ETF証拠金取引」と「原油ETF証拠金取引」「プラチナETF証拠金取引」と「銀ETF証拠金取引」の4商品が上場しています。
注意しなければならないのがCFDの原資産です。
くりっく株365で取引しているコモディティ銘柄の原資産は「現物」ではなく「ETF」になっていることです。
「プラチナETF」であれば、プラチナ(白金)そのものの価格ではなく、プラチナETFである「WisdomTree 白金上場投資信託(証券コード:1674)」の価格を取引対象としています。
白金先物価格とプラチナ(白金)ETF価格に差異が生じるのか
白金先物取引の価格とプラチナETF価格の値動きに違いがあるのか検証してみましょう。
グラフ1.白金先物価格

(出所:TradingViewによるPLATINUM FUTURESチャート)
グラフ2.プラチナETF価格

(出所:TradingViewによるWISDOMTREE 白金上場投資信託チャート)
2つを重ねたものがグラフ3です。
グラフ3.白金先物取引とプラチナETF価格の変動

(出所:TradingViewによるPLATINUM FUTURESチャート)
青色の線が白金先物価格、赤色の線が「WisdomTree 白金上場投資信託(証券コード:1674)」の変動です。タイミングによって多少のズレが生じていますが、基本的な変動についてはほぼ同じであることが確認できました。プラチナETF(WisdomTree 白金上場投資信託)は白金価格との連動を目指すETFであり、円建ての金融商品なので価格変動率に大きな違いは生じません。
ちなみにこのプラチナETFは、「ロンドン白金・パラジウム市場(LPPM)の規格にもとづくプラチナ地金」を組み入れ対象にしているので、「原油ETF」のように先物市場のサヤを気にする必要がありません。
原油ETF証拠金取引の特徴については、「コンタンゴとバックワーデーション」をご覧ください。
プラチナの変動要因
World Platinum Investment Councilが発表したプラチナの需要と供給は次のとおりでした
プラチナの需要と供給
供給
| 2023年 | 2024年 | 2025年(予測) | |
|---|---|---|---|
| 鉱業供給 | 5,620 | 5,787 | 5,510 |
| リサイクル | 1,515 | 1,516 | 1,619 |
| 供給合計 | 7,135 | 7,303 | 7,129 |
(koz)キロトロイオンス
需要
| 2023年 | 2024年 | 2025年(予測) | |
|---|---|---|---|
| 自動車触媒等 | 3,208 | 3,109 | 3,020 |
| 宝飾品 | 1,850 | 2,008 | 2,157 |
| 産業用 | 2,389 | 2,423 | 1,902 |
| 投資額 | 397 | 702 | 742 |
| 総需要 | 7,844 | 8,243 | 7,821 |
| 残高 | -710 | -939 | -692 |
| 地上在庫 | 4,819 | 3,879 | 3,187 |
(koz)キロトロイオンス
出典:World Platinum Investment Council
プラチナ需要の大多数は自動車の排ガス用触媒として使われています。それ以外は産業用、宝飾品に使われています。投資として利用されているのは、ほんのわずかでした。
環境問題からEV車へのシフトが進んでいますが、内燃機関で走る自動車の需要減少は、触媒としての需要減少に繋がりかねません。
他の貴金属よりも工業品としての側面の大きいプラチナは、景気動向に左右されやすいコモディティ銘柄と言えそうです。




