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CFDでおすすめの証券会社・銘柄

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CFDでおすすめの証券会社・銘柄

CFDでおすすめの証券会社・銘柄

2024年から新NISAがスタートします。長期で少しずつでも資産を増やしていこうと考えられている方は、既にNISA口座や積み立てNISA口座などをお持ちでお取引され、新NISAに移行後も継続されるものと思います。一方で、もう少し短めの期間で大きなリターンを狙っていきたいという場合、選択肢の1つに挙げられるのが、「CFD取引」です。

そこでこの記事では、CFD取引でおすすめの取引業者と銘柄について、現役証券マンがわかりやすく解説いたします。

そもそもCFDってなに?

CFD(差金決済取引)とは、「Contract for Difference」の略であり、別名「差金決済取引」とも言います。詳しくはこちらの記事を参照ください。

CFDには、店頭CFDと取引所CFD(くりっく株365)の2種類あり、まず2つの違い簡単に説明すると次のようになります。

店頭CFD・・・・証券会社自身が独自のレートを提示していて、そのレートで投資家は取引する その際、取引の相手は取引するCFD会社

取引所CFD(くりっく株365)・・・・取引所でレートが提示されていて、証券会社を通じて取引所で取引がおこなわれる

それでは、それぞれのスペックをもう少し詳しく比較してみましょう。

店頭CFDと取引所CFDの比較

店頭CFD 取引所CFD(くりっく株365)
売買方法 相対取引
(CFD会社が取引相手)
取引所取引
(取引所が取引相手)
商品数
(銘柄数)
店頭CFD会社により異なる
※個別株や先物などを扱っている会社もある
取引所に上場する10銘柄
※内外の主要株価指数とETFが取引できる
レバレッジ 個別株はレバ5倍
株価指数はレバ10倍
コモディティはレバ20倍
まで
市場のボラティリティに連動
日経225 レバ約38倍
NYダウ レバ約42倍
(23年10月31日現在)
投資家保護 日本投資者保護基金の対象外 日本投資者保護基金の対象
(上限1,000万円)
店頭CFD会社により信託保全による分別管理が義務付けられている 投資家の資金は原則、取引所で保管され、取引所によって分別管理
金利・配当相当額 受取り額より支払い額が大きい
※同額の店頭CFD会社も
受取り額と支払い額が同額
取引レートの提示方法 店頭CFD会社が独自の取引レートを提示 複数のマーケットメイカー(大手銀行・証券会社)の中で最も有利な価格を提示
手数料 無料の会社が多い 手数料あり

・商品数(銘柄数)
店頭CFDは、店頭CFD会社により取引できる銘柄が異なります。中には1万を超えるCFD銘柄を扱う外資系CFD会社もあります。
一方、取引所CFD(くりっく株365)では取引所に上場されている内外の主要株価指数やETFなど10銘柄が取引できますが、銘柄のラインナップ数においては圧倒的に店頭CFDに軍配があがります。
そのため、もし予め取引したい銘柄があって、しかもそれが比較的マイナーな銘柄なんていう場合は、そういった銘柄を取り扱っている店頭CFD会社を探すしかありません。

・レバレッジが高いほうが良いという理由
レバレッジは、店頭CFDと取引所CFDで異なります。取引所CFDはボラティリティにより算出されていて、日経225は約38倍、NYダウは約42倍ですが、店頭CFDの場合は、株価指数は10倍まで、個別株は5倍まで、コモディティは20倍までと決められているんです。

それでは、レバレッジは高い方がいいのでしょうか?それとも低い方がいいのでしょうか?

例えば、株価10,000円で、レバレッジ10倍(証拠金=投資金1,000円)とレバレッジ20倍(証拠金500円)のケースを考えてみましょう。
ある投資家が4,000円預けて取引すれば、実質的なレバレッジ(これを実効レバレッジなどといいます。)は2.5倍(10,000÷4,000)です。
では、使っている証拠金と余剰金はどうかというと、レバレッジ10倍なら証拠金は1,000円で余剰金は3,000円、レバレッジ20倍なら証拠金は500円で余剰金は3,500円となります。
証拠金を割り込んでしまうと、取引できなくなるので、レバレッジ10倍であれば3,000円、レバレッジ20倍なら3,500円まで相場が逆に行っても耐えられるという事になります。

このようにCFDのような証拠金取引の場合、リスク管理は余剰金でおこなうため、証拠金のレバレッジは高い方が投資家にとって自由度が高いと言えます。
デメリットを挙げるならば、ご自身でレバレッジの倍率を変えることが出来るため、リスク管理に気をつけなければならないということです。

・コスト
コストには、手数料などのような目に見えるコストと、提示レートや各種調整額(価格、金利、配当、分配金等)のような見えないコストがあります。
取引所CFDの場合は、売買の際に手数料が必要ですが、提示レートや各種調整額(金利、配当)に取引所やCFD会社の利益は上乗せされていません。
一方、店頭CFDの場合は、売買手数料が無料の会社が殆どですが、提示レートや各種調整額(価格、金利、配当、分配金等)に業者の収益が上乗せされている場合があります。

・店頭CFDにおける銘柄の名前
店頭CFDでは、「日本225」や「米国30(ウォール街)」などといった銘柄を見ることが多いでしょう。
実は、これ日経225とNYダウを暗に意味しているんです。
これらの日経平均株価指数(日経225)やNYダウなどは登録商標となるため、勝手に名称を使ってはいけないんです。

※取引所CFDでは取引所が使用許諾を取っているため、身近な名称で取引されています。

結局どのCFD会社がいいの?

これまでの内容を踏まえると、次のようになると思います。

店頭CFDがおススメな人
・手数料が気になる方
・取引したい銘柄が決まっている方
・いろいろな銘柄を取引したいと思っている方

取引所CFDがおススメな人
・隠れたコストはあまり許容できないという方
・資産保全などのリスクを気にされる方
・より少ない証拠金で取引したいという方

CFDのおすすめの銘柄は?

ズバリ、おすすめの銘柄は、特に次の3つを満たす銘柄ではないでしょうか?

1.身近で情報が豊富
 ⇒今後の値動きなどを予想しやすく取引しやすい

2.多くの人に取引されている
 ⇒取引停止やレートが提示されないなどのリスクが低い

3.急激な変動になりにくい
 ⇒(特にCFDはレバレッジをかけられるため)瞬時に大きな損失となるようなリスクは避けたい

こういった観点から言えば、株価指数や金(GOLD)などが候補に挙がってきそうです。
特に、日本においては、日経平均株価(日経225)は、毎日経済番組などでも報道されていますし、最も身近な株価指数だと思われます。
また、ここ最近国内で人気が高いのは、NASDAQ-100です。急成長企業が多く、これまでの上昇度合いが他の株価指数に比べて半端ないです。

画像 比較チャート

それでは、この2つを深堀りしてみましょう。

日経225

日本経済新聞社が算出した日本の主要225社の株価を指数化したもので東京証券取引所「プライム市場」に上場する銘柄のなかから225銘柄を選定したものです。構成銘柄としては、トヨタ自動車(株)(7203)、ソニー(株)(6758)、(株)資生堂(4911)など、普段私たちが生活していてよく目にするような企業ばかりです。

画像 日経225チャート

NASDAQ-100とは

米国NASDAQ市場に上場している、金融株以外で流動性が高く時価総額の大きい上位100銘柄で構成された株価指数です。特にIT企業をはじめとするハイテク株が多く、株価の成長力が強いことでも人気です。構成銘柄としては、テスラ(TSLA)、マイクロソフト(MSFT)、アマゾン(AMZN)があげられます。

画像 NASDAQ-100チャート

もちろん、投資をする際には、上げ材料や下げ材料の有無、価格推移が上昇基調か下降基調かなどをしっかり把握しておく必要がありますが、これについては、別に書こうと思います。

まとめ

CFD取引と言っても、実は会社によって異なるんです。なので、皆さんの好みや投資方針で取引する会社を選ぶようにしましょう。

店頭CFDでは、多くの会社が売買手数料は0円ですが、隠れたコストに注意が必要です。
また、取り扱い銘柄も取引ルールも会社によって異なるので、事前にしっかり下調べをしておきましょう。

取引所CFD(くりっく株365)では、売買手数料は必要ですが、隠れたコストが無く公的な取引所で取引されている安心感があります。

CFD取引におけるおススメの銘柄は、比較的安定的で情報量も多い日経225やNASDAQ-100などの株価指数ですが、投資をする際にはしっかり相場環境を把握して取引するようにしてくださいね♪

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