初心者ならFXセミナーを積極的に活用しよう
取引参加者のリアルな声や感覚が得られるFXセミナーの魅力
FXに限らず、幾多もある金融商品に対する成功の秘訣は
その商品に対するリスクを十分に理解すること
であることは改めて言うまでもありませんが、それぞれの投資商品においては、価格変動以外にも様々なリスクがあり、取引開始前に基礎知識として知っておかなければならないリスクもあれば、取引に参加しながら徐々に経験していくものもあったりします。特にFXにおいては、市場参加者が日本人だけではなく、
外国人投資家が圧倒的に多いマーケット
ですから日本人的発想や常識が通用しませんし、主観的な値ごろ感や思惑に反した値動きとなり市場からの撤退を余儀なくされることも少なくありません。
例えば、これまでの長きに渡るドル円の価格水準を見ても
1ドル100～120円くらいが適正
と考えている人が多かったりもしますが、2023年9月時点では1ドル148円前後での推移となっており、いかにそうした価格水準や値ごろ感が通用しないかが顕著に表れるのも為替市場の特徴と言っても過言ではありません。
FXの知識を高めるうえでは、
・マーケットにおける値動きの特徴
・各国経済指標に対する市場の反応
・突発的な出来事やニュースに対する市場の反応
・株式市場や商品市況の値動きとの兼ね合い
・ロスカットを含めたリスクマネージメント
などなど、学ぶべきポイントは数多く存在します。
経済指標の結果に対する市場の反応は、ニュース等で事後的に収集できますが、活字で得られる情報は「言わば誰でも収集できる情報」です。一方で、その情報を元に
どのような市場心理が働きどのような値動きにつながるか？
を紐解くのはとても難しい課題。
当然決まった反応など存在せず、それを理解するにはある程度の経験とインターネットのニュース等では得にくい市場参加者のリアルな感性が必要です。
そこで今回は「FXセミナーの活用法」と称し、初心者なら積極的に参加したいFXセミナーの魅力と、セミナー選びのポイントについてご紹介いたします。一言でFXセミナーと言ってもそのテーマは様々で、どのように参加するセミナーを選ぶべきか、
初心者の方にはなかなか判断しづらいところ
この記事では、そんな幾多もあるFXセミナーの魅力やメリットのほか、テーマ選びの方法まで詳しくご紹介していきます。フジトミ証券でも、投資家の皆さまのご要望・投資スキルを高める多彩なテーマでセミナーを開催しておりますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
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セミナー選択は具体的にフォーカスされたテーマを選んで参加しよう
各証券会社等で開催しているFXセミナーにおいては、あくまで傾向のお話となりますが、初級・中級・上級などにセグメント（初級・中級・上級に明確な定義はありませんが）され、自身のスキルや経験に沿ったセミナーを選択することができます。
・FX初心者向けテーマ
取引の基礎知識や注文方法の活用法、チャートの見方など基本的かつ比較的広範囲で「広く浅く」取り扱うことが多い傾向。これから取引を始められる方、取引を始めて間もない方などは、最低限知っておきたい内容にフォーカスしていることが多い。
・FX中級者向けテーマ
経済指標の見方や捉え方、各国通貨の値動きの特徴など、初心者向け情報の延長線としたテーマが多く、またストップロスなどのリスク管理や資金管理、レバレッジの捉え方など、ある程度実践的な内容も充実してくるのが中級者向けセミナーの特徴と言えます。
・FX上級者向けテーマ
例えばテクニカル分析においてはオシレーターを組み合わせた売買サインの捉え方や、ファンダメンタルズ分析については、今後の経済の見通しから政策金利の行方、それに伴う市場の反応を占うなど、より具体的なテーマに絞り込んだセミナーが多い傾向にあります。
当然、ご自身の経験やスキルに照らし合わせ、参加するセミナーを選択する形となりますので、初心者の方が上級者向けセミナーに参加しても、
そもそも何を言っているのかが分からない・・・
といったことにもなりかねませんので、焦らず段階的に知識を身につけていくこと、そしてセミナーで得た情報を実際の為替相場の値動きに照らし合わせ、
多少なりとも得た知識を自信に結び付ける
ことも大切です。
当然、セミナー参加の目的としては、知識の向上であったり、投資スキルの向上であったりしますので、セミナーにて得た情報や知識は、実際に取引に反映してく必要があります。セミナーを数多く参加することは決して悪いことではありませんが、あれこれ情報を詰め込み過ぎてしまうと
実際のトレードにおいて二の足を踏んでしまう
ことにもなりかねませんので、参加したセミナーで得た情報や知識がしっかりと自身のトレードに反映できるようになるまでは、実践で試すことも必要だということを認識しておくと良いでしょう。
FXにおいては、その他の金融商品とは異なる部分が多少あり
・レバレッジ取引であること（資金管理の重要性）
・短期的な値幅を取りにいく取引（値ごろ感に乏しい）
・取引の中心が米ドルであること（クロス円の取引はほとんどない）
などといった特性がありますので、やはりそれなりの専門的知識が必要な商品です。
株式投資の経験などがあっても、その概念がそのまま通用する市場でもありませんので、やはり専門的な知識を身につけるためにも、FXセミナーの活用は効率的であると言えます。自身の投資技術と身につけたいスキルにおけるセミナーがあれば、積極的に参加されることをおすすめします。
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