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取引にはいくら必要?

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取引にはいくら必要?

「皆様、こんにちは」

今回は、実際に取引に参加するのにいくら必要なのかについてです。

STEP1取引に参加するにはいくら必要なの?

取引に参加するためには、最低取引単位のポジションを持つ為の証拠金が必要です。
証拠金取引ではこれを「1枚分の証拠金」と呼びます。
金融商品取引業等に関する内閣府令により平成23年8月以降レバレッジは最大で25倍までと決まっています。これは、店頭取引もくりっく365も同じです。

くりっく365における1枚あたりの証拠金の計算は次の通りです。

計算式:為替証拠金基準額=取引単位 ×(5取引日の為替清算価格平均値)× 4%

例えば、1米ドル=120円の時に1枚(10,000ドル)取引するのであれば120円×10,000ドルで算出した120万円の4%(25分の1)である48,000円が証拠金です。

つまり1ドル120円の時に、1枚だけ取引するのであれば、48,000円あれば参加できます。

STEP2くりっく365の取引単位は通貨によって異なる

2017年9月現在、くりっく365の取引単位は1万通貨単位の通貨ペアと10万通貨単位の通貨ペアの2種類があります。

米ドル/円、ユーロ/円、英ポンド/円、豪ドル/円、スイスフラン/円、加ドル/円、NZドル/円といった主要クロス円通貨とトルコリラ/円は1万通貨単位で取引が行われ、南アフリカランド/円、ノルウェークローネ/円、香港ドル/円、スウェーデンクローナ/円といった1通貨あたりの価格が10円前後の通貨は10万通貨単位で取引されています。

1万通貨単位、10万通貨単位問わず、実際の取引金額の約25分の1が証拠金なのでそれだけあれば取引に参加できます。

STEP3取引は余裕も持って行ってください

先ほど計算したように米ドル/円を取引するのであれば最低48,000円(1ドル120円の時)あれば取引を行うことができます。
この預けたお金のことを専門用語では「証拠金預託額」と言います。

FX(外国為替証拠金取引)はその名のとおり、証拠金取引です。
120万円分の取引を僅か48,000円で行っているので少しでも思惑と逆方向に値段が動いてしまった場合、評価損(未決済の損失)が出てしまいます。

例えば、円安になることを期待して120.00円で米ドル/円を1枚買ったとします。
ところが、円高になってしまい119.00円になってしまったとすると1円値幅分の損が発生している計算になります。
1枚の取引は米ドル/円の場合10,000ドルなので「1.00円×10,000ドル」で10,000円の評価損になります。

STEP4評価損が膨らむとどうなるか

取引画面をみると「有効比率」と書かれた項目があります。
これは、有効証拠金額を必要証拠金額で割った数字です。
上記の例でいえば、米ドル/円1枚の必要証拠金は48,000円、有効証拠金は証拠金預託額48,000円から評価損10,000円を差し引いた38,000円が有効証拠金(※1)となります。

計算すると「有効証拠金額/必要証拠金額(38,000円/48,000円)」で79.17%が有効比率になります。
(※1 実際の有効証拠金額の計算にはスワップポイント相当額や未払手数料などが加減算されます)

<計算例>
有効比率(79.17%)= 有効証拠金(38,000円)
必要証拠金(48,000円)
  

ロスカット
くりっく365には別にロスカットというルールがあります。
当社では、有効比率が100%を下回った場合、すべての建玉が自動決済されます。
上記の例のように米ドル/円を1枚建玉していた場合、1枚の必要証拠金が48,000円なので、証拠金預託額が100%にあたる48,000円を下回った際には、自動的に決済されます。
証拠金不足とは違い、立会時間中(当社の場合1分ごと)は常にロスカットに該当するか否かのチェックが行われています。

不足金
くりっく365では、1日の取引終了時(NYクローズ時-日本時間早朝)に有効比率の計算を行います。
この時、有効比率が100%を下回っていた場合、必要証拠金と有効証拠金の差額が証拠金不足として発生します。
もしも、証拠金不足が発生した場合には、その日の17時までに入金必要額以上の金額を入金するか、すべてのポジションを処分しなければなりません。
17時までに入金の確認が取れない場合、すべての建玉は強制的に決済されます。

<計算例>
有効比率(49.79%)= 有効証拠金(23,900円)
必要証拠金(48,000円)

不足金、ロスカットともに建玉が決済されるルールですが、
一定額以上の損失の発生を抑える上で、必要不可欠なルールと言えます。

STEP5リスク管理は必須

証拠金不足やロスカットといった損失の拡大を防ぐための予防線はありますが、それらは最終防衛ラインです。サッカーでも野球でも攻守のバランスが大切です。せっかく培った利益も一度の損失ですべて失うなんてことも多々あります。
リターン(利益)を狙うためにはご自身でのリスク(損失)の管理は必須項目です。

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