はじめてのお客様へ
売りって何?
「皆様、こんにちは」
今回は「売り注文」についてです。
STEP1仕組みのおさらい
FXは、2つの通貨を交換する取引です。
米ドル/円でみれば、アメリカの通貨であるドルと日本の通貨である円を交換します。
FXの相場表を見ると、米ドル/円とかユーロ/円とかユーロ/ドルなどと表記されています。
これは、左側の通貨は右側の通貨で換算するといくらになるのかを表しています。
例えば米ドル/円の場合、米1ドルは日本円で言うといくらなのかを表しています。
1米ドルは100円といった具合です。
したがって米ドル/円のレートと日本円/米ドルのレートは異なります。
米ドル/円は1ドルが何円なのかを表しているのに対して、日本円/米ドルは1円が何ドルなのかを表しています。
通常そのような表現はしませんが、米ドル/円のレートが「100円」の時、日本円/米ドルのレートは1円が「0.01ドル」となります。
STEP2通貨の交換
FXは、2つの通貨を交換する取引ですが、右側の通貨を左側の通貨に交換することを「買い」と言い、左側の通貨を右側の通貨に交換することを「売り」と言います。
例えば、米ドル/円であれば、円を米ドルに交換することを「買い」と言い、逆に米ドルを円に交換することを「売り」と言います。
(通貨の交換を行っているだけであって何かを買っている訳ではありません)
買いの場合
先ほど見たように、円を米ドルに交換することを「買い」と言います。
120円の時に米ドルに替えて125円になった時に円に戻せば、5円の利益となります。
これはイメージしやすいと思います。
売りの場合
買いとは逆に米ドルを円に交換することを「売り」と言います。
120円の時に米ドルを日本円に替えて115円になった時にドルに戻したと仮定します。
すると、1ドル=120円の時に円に変えたので120円持っています。
その後1ドル=115円になった時にドルに戻したとすると1ドルは115円で交換できるので5円が利益となります。
逆に125円になった時にドルに戻すためには元の120円に5円を足した125円が必要なので、5円が損失となります。
(※実際の取引は証拠金取引なので、損益の計算は証拠金内で行われます)
STEP3取引は良く理解してから
よく解らずに取引を行って、利益が出たとしてもそれはビギナーズラックに過ぎません。
FXはハイリスク・ハイリターンな取引なので、十分に理解した上で取引を行ってください。