皆さま、おはようございます。CFP(ファイナンシャルプランナー)のワイワイこと岩井です。
12月になって、急に冬らしい気温になってきましたね。急激な温度の変化で体調を崩さないようお気をつけください。
さて、本日の日経平均株価は、前日比444.18円安の27,777円で取引を終えました。今晩の雇用統計が警戒されたのか、消極的な展開になったようです。
今年最後の米・雇用統計が今晩発表されます。
事前予想では、非農業部門雇用者数が20.2万人の増加、失業率が先月と変わらず3.7%となっています。
前回(11月4日)の雇用統計が発表された時に書きましたが、米労働省がホームぺージ上で発表している「雇用情勢サマリー表A(季節調整済み)」によれば、9月から10月に掛けて雇用者数は32.8万人減少し、失業者数は30.6万人増加していました。
「バックナンバー:雇用情勢サマリー表では32.8万人の減少」
雇用情勢サマリー表 A(季節調整済み)
2021年10月 | 2022年8月 | 2022年9月 | 2022年10月 | 増減 | |
人口 | 261,908 | 264,184 | 264,356 | 264,535 | 179 |
労働者人口 | 161,610 | 164,746 | 164,689 | 164,667 | -22 |
雇用者数 | 154,234 | 158,732 | 158,936 | 158,608 | -328 |
失業者数 | 7,375 | 6,014 | 5,753 | 6,059 | 306 |
失業率 | 4.6 | 3.7 | 3.5 | 3.7 | 0.2 |
出典:米労働省
「雇用情勢サマリー表 A」のデータに誤りがないのであれば、余程の状況変化がない限り、雇用者数がプラスに転じることはないはずです。
データどおりであれば、今回の雇用統計は大幅に悪化すると考えるのが妥当ですが、今晩はサプライズがあるかもしれません。そうなった時、市場はどのような反応を示すのか。
雇用統計発表は、日本時間22時30分です。急激な価格変動にお気をつけください。
このコメントは編集者の個人的な見解であり、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。
・米労働省