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今年最後の雇用統計、サプライズはあるのか。

2022年12月02日


皆さま、おはようございます。CFP(ファイナンシャルプランナー)のワイワイこと岩井です。

12月になって、急に冬らしい気温になってきましたね。急激な温度の変化で体調を崩さないようお気をつけください。

さて、本日の日経平均株価は、前日比444.18円安の27,777円で取引を終えました。今晩の雇用統計が警戒されたのか、消極的な展開になったようです。

今年最後の米・雇用統計が今晩発表されます。

事前予想では、非農業部門雇用者数が20.2万人の増加、失業率が先月と変わらず3.7%となっています。

前回(11月4日)の雇用統計が発表された時に書きましたが、米労働省がホームぺージ上で発表している「雇用情勢サマリー表A(季節調整済み)」によれば、9月から10月に掛けて雇用者数は32.8万人減少し、失業者数は30.6万人増加していました。

「バックナンバー:雇用情勢サマリー表では32.8万人の減少

雇用情勢サマリー表 A(季節調整済み)

2021年10月 2022年8月 2022年9月 2022年10月 増減
人口 261,908 264,184 264,356 264,535 179
労働者人口 161,610 164,746 164,689 164,667 -22
雇用者数 154,234 158,732 158,936 158,608 -328
失業者数 7,375 6,014 5,753 6,059 306
失業率 4.6 3.7 3.5 3.7 0.2

出典:米労働省

「雇用情勢サマリー表 A」のデータに誤りがないのであれば、余程の状況変化がない限り、雇用者数がプラスに転じることはないはずです。

データどおりであれば、今回の雇用統計は大幅に悪化すると考えるのが妥当ですが、今晩はサプライズがあるかもしれません。そうなった時、市場はどのような反応を示すのか。

雇用統計発表は、日本時間22時30分です。急激な価格変動にお気をつけください。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。


参考文献:
米労働省

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