★トランプ政権では、NYダウの史上最高値1月26日の高値26,616.71ドルから5％下落となる25,285.87ドルを回復してくると、過激な言動が増えるパターンとなっている。直近ではイランへの制裁再開や中国製品への600億ドル分に関して25％の関税賦課などかなり過激となってきている。

一方で、NYダウが高値から10％超の下落となると、トランプ政権内から株価へのフォロー発言などが出て下げ止まる展開となっている。

トランプ大統領の支持層は、年金生活者が多いことから支持層の年金に大打撃となることを避けながら、過激な言動を出しているとしか思えない。そのため、NYダウの動向をにらみつつ着々と公約の実現に向けて進んでいる。

8月4日から20日までトランプ大統領は夏休みで保有しているリゾートホテルに滞在している。ただ、ツイッターは健在で日々トランプ節のツイッターコメントが発信されている。

NYダウが危険水域となる5％下落を上抜けしてきたので、トランプ政権内から出てくる発言に警戒する必要がある。