日経平均株価は、前日比89円69銭（0.54％）高の１万6736円35銭で取引を終了。G7財務相・中央銀行総裁会議が仙台で開幕し、財政出動などの経済政策で各国が協調姿勢を確認するとの希望的観測が下値を支えた。来週26日・27日には伊勢志摩サミットがある。ＪＰＸ日経インデックス400は反発し、終値は49.80ポイント（0.41％）高の１万2136.17で終えた。ＴＯＰＩＸも反発し、6.84ポイント（0.51％）高の1343.40で取引を終了。東証１部の売買代金は概算で１兆8831億円と、節目の２兆円を連日で下回り５月９日以来の低水準となった。売買高は18億8727万株。値上がり銘柄数は全体の７割弱の1332、値下がりは481、変わらずは139。東証マザーズ指数も続伸し、終値は前日比12.74ポイント（1.19％）高い1080.82だった。売買代金は1707億円と、６日以来２週間ぶりの低水準となった。OSE225先物も続伸となり、前日比100円高の16740円で終了した。週間では２週連続の上昇。しかしながら、依然、「幻」の５月SQ値（16845.67円）は超えておらず、年始からの急落相場で累積売買代金が膨らんでいるレンジ（16800-17200円）を超えるには、ポジティブサプライズとなる材料が必要な地合いか！？

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G7・伊勢志摩サミットを前に　財政出動や経済政策で各国の協調姿勢に期待