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NYダウ崩れれば再び円高か!
- 2016/10/13
- 欧州タイム
★NYダウの週足では、13週線(赤線)が上値抵抗ラインとなり、下値を26週線(青線)が下値支持ラインとなっている。また、2015年11月6日週の高値17977.85ドルの高値ネックラインも意識される。これらの下値支持ラインを下回るようであれば、52週線の17625.61ドルも視野に入ってくる。さらにストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、買われ過ぎ域から%Kと%Dが下向きとなっており、下落基調と示している。
市場では、FRBによる年内利上げを織り込むドル高に傾斜しているが、NYダウが大幅下落調整するようなら、再び年内利上げ観測が後退することは必至となる。そうなると、米長期金利の低下やドルインデックスの低下などからドル売り・円買いが強まる可能性が高い。
そういう意味でもNYダウの行方には注目せざるを得ない。