★欧州市場序盤では、ドイツ銀行株の下落を受け、欧州株が前週末比小幅マイナス圏で軟調に推移する一方、時間外のNY原油先物は下げ渋り、ドルは全般もみ合い商状となった。TV討論会ではクリントン氏優勢の調査が伝えられたことや、根強い米FRBの年内利上げ観測からドル買い・円売りが優勢となった。また欧州株が反発、時間外NY原油先物も49ドル台後半に続伸、リスク選好回復による円売り地合いにドル/円が支えられた。プーチン露大ろう超が『ロシアは増産凍結、もしくは減産の用意がある』と発言したこで原油先物が上昇したことを受け、リスク選好の動きからドル/円はじり高となった。NYダウが160ドル近く上げたことを受けて、リスク選好の買いが進んだ。ドルの値動きを示すドルインデックスが96.969と日通し高値を付けるなどドル買い圧力が高まった影響から一時103.79円まで上昇した。しかし、ドル買い一巡後は103.70円前後でもみ合いとなった。