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豪ドル/円は一転下落基調に!

  • 2016/10/09
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

AUDJPY1009

 

★豪ドル/円は、石油輸出国機構(OPEC)が加盟国と非加盟国による会合が、8-13日にトルコで開催される。そのため、NY原油価格の動向によって、資源国通貨である豪ドルの動向が左右されやすい。週末ロシアのノバクエネルギー相が9月に決定した減産の履行方法では合意に至らないとの見解を示したことでNY原油の下落を招いた。豪ドルも高値の78.89円から一時77.96円まで下落後引けでは78.10円と78円台は回復して終了した。前回の非公式のOPEC会合ではサウジアラビアがイランに対して譲歩したことで原油高・豪ドル高となった。今回の行方次第となる。

NY原油と豪ドル/円の相関係数は、9月7日から10月7日の1ヵ月間では、1が完全相間に対して0.8375と非常に高い相関関係となっている。

テクニカル的には、何度も上値抵抗ラインとなっていた75日線(緑線)を上抜けたことで、上昇基調となった。ただ、上値が重くなり週末ではロウソク足も陰線となり下落している。気になるところでは、相性の良いストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)が買われ過ぎから下落基調となっていることである。直近の高値を付けた9月6日も一旦は75日線を上抜けしたものの、ストキャスティクスが買われ過ぎか下落するとともに、75日線を下抜けする動きとなった。下値では10日線(黄線)の77.79円や75日線(緑線)の77.57円、25日線(青線)の77.44円が下値支持ラインとなるかが注目点となる。

 

注意点は10日日本市場は『体育の日』の祝日で株式市場などが休場となることから、流動性の乏しい市場となりやすく、アジア時間帯で荒い値動きをする可能性もある。中国勢が国慶節明けで市場参入してくることから、休み中のポジション調整などが入りやすい。

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