★豪ドル/円は、一目均衡表の基準線（青線）の77.54円や75日線（茶線）の77.564円が上値抵抗ラインとなり、上昇基調にブレーキをかけている。上抜けした際には、雲の上限となる77.83円が上値抵抗ラインになりやすい。このように、上値には抵抗ラインが集中しており、上値の重さを感じてしまう。ただ、遅行線がロウソク足を上抜けしてきたので、上昇基調は維持されている。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は、緩やかに上昇基調を保っていることでもみ合い相場ながらも上昇基調は維持されている。一方、MACD（パラメータ：122、26、9）は、ゼロラインの若干下で横ばいとなっていることから、上昇基調に勢いがないことを示している。

今後の注目点は、この基準線と75日線を上抜け出来るかにかかる。また、雲の上限上抜けするとある程度トレンドが出やすくなる。9月13日以降レンジ相場を繰り返していたことから、かなりパワーが溜まってきていることから、レンジ上抜け・下抜けした際は大きな動きになる可能性が高まっている。