★今週は祝日を挟みながら日米金融会合という大イベントもあり、何だか疲れましたね。8月30日から続いていた水星逆行期も22日が最終日となり順行に戻りました。ただ、逆行が順行に戻る最終日の前後3日は円高になりやすいと言われていますが、100円割れまでは行きませんでしが今回も円高になりました。せっかく日銀会合で導入された『イールドカーブ・コントロールを導入』でリスク選好の動きになったのですが、黒田日銀総裁の『長期国債買い入れ額80兆円から増減あり得る』との発言で一転しました。追加緩和ではなく、テーパリングなのか？と市場に受け止められ、それ以降円高基調となりました。現在日本の10年債金利はマイナス金利ですので、ゼロ%近辺に推移させるためには債券売りをする必要があるからです。要するに10年物国債金利がマイナス基調を強めると、日銀が保有している債券を売ることでゼロ%近辺に誘導する必要があり、緩和ではなく引き締めとなります。中央銀行が長期金利をコントロールするという前代未聞の展開となりす。

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FX Weekly Report Sep-fifth week