★欧州市場序盤では、原油安で欧州株が大方下落スタートし、米長期金利が低下したことでドル売り・円買いが優勢となった。時間外取引で原油の下げ幅縮小、米長期金利の低下も一服でドル買い戻しとなった。その後も欧州株反発をきっかけにドル買い・円売り戻しになった。米8月住宅着工件数は年率114.2万件（前月比-5.8％）となり、市場予想の119万件（前月比-1.7％）を下回り、米8月建設巨漢件数は年率113.9万件（前月比-0.4％）となり、市場y層の116.5万件を下回ったことで、米景気先行き不透明感にドルは失速した。米長期金利が低下幅を拡大したことを背景に売りが進行した。また、NYダウや日経先物が伸び悩んだことも重しとなった。売り一巡後は、新規の取引材料に乏しく101.70円前後で推移。持ち高調整の域を出なかった。米長期金利の低下はア縮小を支えに101.80円台付近まで値を上げた。その後、米長期金利が再び低下したことで売りが優勢となった。結局、日米金融イベントを控えて方向感に欠ける相場となった。