★欧州市場序盤では、原油下落や軟調に推移するなか、対資源国通貨を中心にリスク回避によるドル高・円高地合いが持続した。ドル/円は101.90円付近でもみ合う展開が続いた。しかし、欧州株が持ち直し原油先物も下げ渋るなか、ストップロスを巻き込みながら102.20円台まで上昇した。さらに、財務省が40年債の増発を正式発表したとの報道もドル買いを後押しした。NY市場序盤に102.40円台まで続伸も、その後はポジション調整の動きが強くなり反落した。102.15円前後で暫く方向感が定まらなかったが、米30年債入札後に10年債利回りが一段と上昇すると102.50円付近の高値まで上昇した。