★欧米市場序盤では、ドルは反落となったものの方向感乏しく、ドル/円は103.35-40円付近で推移した。欧州株が伸び悩むにつれ、全般的に円高地合いとなり、ドル/円は103.17円付近まで下落した。また、黒田日銀総裁の講演では追加緩和に踏み込んだ発言がみられなかったとして、日銀の追加金融緩和期待後退を背景として円買いが継続した。安倍首相が『為替相場には、必要なときにはしっかり対応する』と発言したことで僅かに円安となった。米国市場はレイバーデーの祝日で株式・債券・商品市場が休場。市場参加者が急減し商いは低調となった。その後も取引参加者が減少し、103円台前半で値動きが鈍った。