★ジャクソンホールのイエレン米FRB議長講演と同日のフィッシャー米FRB副議長の発言以降、ドル/円の潮目が変わったような値動きになっている。今までは戻る売りの流れであったが、今週は押し目買いの動きに変わっている。また、30日から水星の逆行期に入ったことで、ドル高と思いきや円高に戻るというような動きにもなりやすい。この時期はトレンドが出難い時期なので、利食いは早めにと言われている。米雇用統計後の市場では、債券市場と為替市場では、利上げの検討への警戒感が残る動きとなった一方で、株式市場とコモディティ市場は早期利上げ後退の動きで上げ相場となった。市場間での受け止め方に相違がある動きとなった。週明け日本市場がどちらの相場観に左右されるのかが注目される。週明けは五・十日のため、仲値が決定した後の市場動向が注目となる。

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