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ドル/円は米長期金利低下で102円割れ!
- 2016/08/30
- NYタイム
★欧州市場序盤では、先週末の流れを引き継いで、ドルは主要通貨に対して堅調地合いを維持した。ただ、株安・原油安を受け、クロス円が戻り売りに押されたことにより、ドル/円の上昇は一服、102.20円台でもみ合い相場となった。前週末の海外時間から急ピッチで買いが進んだ反動もあって102.10円付近まで弱含んだ。ただ、英国市場がサマーバンクホリデーで休場のため全般に動意が乏しく積極的に売りを進める展開にならなかった。全般ドル買いが進んだ流れに沿った。なお、米7月個人消費支出や物価指数が公表されたが、概ね予想通りとなったことで相場への影響は限られた。102.25円付近でのもみ合い相場が続いていたが、米長期金利が低下したことを嫌気した売りに押され102.10円付近まで値を下げた。新規材料難のなか、米長期金利が低下幅を拡大したことで、引き続きドルの売り戻しが優勢となった。その後も金利低下が止まらず、さらにドル売りが優勢となり102円台割れとなった。