★ポンド/円の月足では、12カ月線（赤線）、24カ月線（青線）、120カ月線（緑線）で見てみると、2016年4月に12カ月線と24カ月線はデットクロスしていた。また、12カ月線は120カ月線と7月にデットクロスしている。イメージ的には、英国がEU離脱を決定した時期にデットクロスしたような感じであったが、その2カ月前に下落基調を鮮明にしていたことになる。1999年以降デットクロスは3度目となるが、一度デットクロスすると一定期間下落基調が続くことになる。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）では、％K：7.26、％D：9.71とかなり売られ過ぎ過熱感がある。そのため、一旦戻り基調となる可能性はある。

しかし、デットクロスしたばかりであることから、ポンド/円での戻りは長期的目線では、売り目線で見ていく必要がありそうだ。