★欧州市場序盤は、週末のイエレン米FRB議長講演を前に様子見ムードが広がるなか、ドルの動意は乏しく、概ね前日比小幅高でもみ合い推移だった。欧州勢参入後は、ポンド/ドルの上昇につれ、ドル/円も100.10円前後にドルが下値を広げたが、100.00円付近での下値抵抗も強く、100.20-30円付近で小動きとなった。欧州市場中盤の取引では、米長期金利が持ち直すにつれ、ドル/円は100.25円付近で推移した。ユーロ/ドルの下落につれた買いが入った。資源国通貨のクロス円が強含んだことも支えに100.35円付近まで上げた。米長期金利が上昇したことも支えとなり、一時100.60円と本日高値を付けた。なお米7月中古住宅販売件数は年率換算で539万件となり、市場予想の551万件を下回ったが、は脳は限定的だった。その後は、米国株式市場が下げ止まりの動きに。新規材料に乏しいなか、売買交錯の様相。週末のイエレン米FRB議長講演を控え、ややドル売りが優先の流れとなった。また、NY原油価格がさげたこともあり、ジリ安で推移した。