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ドル/円は100円割れは底堅いが上値も重い!
- 2016/08/24
- NYタイム
★欧州市場序盤では、ドルが軟調に取引され、一時100.00円台割れに下値を広げたが、欧州株が堅調に推移し、原油価格もやや持ち直すなか100.10-15円付近でドルが下げ渋った。FRBによる年内利上げ観測に不透明感が広がり、夕方以降はドル売りが再開した。ただ、足もとでは米長期金利が上昇したことでドル売りが一服した。米長期金利の上昇幅縮小などを横目に全般ドル安が進み、100.00円付近まで値を下げた。ドルは下げ渋った。米長期金利の低下を背景にじわりと売りが強まり、一時99.96円まで下げた。もっとも、100.00円割れでは押し目買いも見られるなど下値は堅かった。なお、8月リッチモンド連銀製造業景気指数は予想より弱かった反面、米7月新築住宅販売件数は市場予想を上回った。米長期金利の上昇を支えに100.28円付近まで小幅に上げたが、NYダウの上げ幅縮小が上値を抑えた。一時100.10円付近まで小幅に下げたが、取引材料に乏しく追随する動きは見られなかった。