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ドル/円はポジション調整の売りに押される!
- 2016/08/23
- NYタイム
★欧州市場序盤では、時間外の長期金利の上昇が一服となるにつれ、全般的なドル買いは後退した。欧州株価指数が総じて上昇しているほか、NYダウ先物もプラス圏に切り返したが、101円付近での利益確定売りと見られるドル売りに上値を抑えられた。欧州勢参入後は101.00円付近でのドル売りが強く、その後はポジション調整の動きとなり100.50円台へ値を下げた。ブレント原油先物の下落、欧州株安、NYダウ先物下落を受けて、リスク回避的な円買いが優勢となった。米長期金利の低下や日経先物の80円安が嫌気され100.23円まで値を下げた。米長期金利の低下幅がやや縮まるにつれてドルの買い戻しが入った。NYダウがプラス圏を回復するなど株価の買い戻しを支えに100.50円付近まで持ち直したが、『ロンドンフィキシングに絡んだドル売りが観測され』再び下落した。その後は、NYダウや米長期金利に目立った動きが見られず100.30円前後での持ち高調整が継続した。