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ドル/円は新規材料難から小動き!
- 2016/08/20
- NYタイム
★欧州序盤の取引では、欧州株が軟調に推移するなか、ドル/円はクロス円での買いに上値がやや圧迫され、100.10円台でドルが伸び悩んだ。欧州株が下げ幅を広げ日経先物も反落するなか、ドル高・円高地合い。ドル/円は100.15-20円付近でもみ合い商状を継続した。欧州株が下げ幅を縮小するとリスク回避の円買い圧力は後退した。新規材料難から様子見ムードが広がり、100円台前半で値動きが細った。米経済指標の発表などが予定されていないため、積極的な売買が手控えられた。ポンド/ドルや米ドル/カナダドルなどでドル高が進んだことから100.40円付近まで上げる場面があった。しかし、NYダウの90ドル超安が重しとなりドル/円は失速した。NYダウが下げ幅を縮小したことや、原油価格が小反発したことでリスク回避の円買いを抑制した。NYダウは戻りの鈍い展開となったものの相場への影響は限られ、100.20円前後での持ち高調整が継続した。その後は、取引材料に乏しいなか、週末を控えて市場参加者が次第に減少して値動きが細った。