日経平均株価は反発し、前日比59円81銭（0.36％）高の１万6545円82銭で取引を終了。前日のNY原油先物相場が６日続伸したことなどから、東京株式市場では資源関連株や商社株に大口買いが観測された。一方で、食品や医薬品、通信などの内需セクターが大きく売らる展開。指数は方向感に欠ける展開となった。また、日銀の上場投資信託（ＥＴＦ）買いへの思惑で左右されやすい地合いは継続されている。OSE225先物９月限は前日比20円高の16520円と小反発。出来高は3万2081枚と薄商いだった。２日連続で陰線を引く形となり、25日線（16564円）が両日のレジスタンスとなった。５日線が25日線を下回らずに踏ん張れるか、注目されるところだ。年初からの下落相場で累積売買代金が膨らんでいる16500円から16800円の水準を突破するには、出来高増加と為替相場の反発が必用不可欠か！？。
　ＪＰＸ日経インデックス400も反発して、終値は前日比39.48ﾎﾟｲﾝﾄ（0.34％）高の１万1653.93。ＴＯＰＩＸも反発し、4.88ﾎﾟｲﾝﾄ（0.38％）高の1295.67で取引を終了した。東証１部の売買代金は２兆１億円、売買高は17億5299万株だった。東証１部の値上がり銘柄数は982、値下がりは826、変わらずは165銘柄だった。

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