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ドル/円の2日間の動向:5分足!
- 2016/08/17
- 欧州タイム
★ドル/円は16日AM8:50の101.29円を高値に、16日PM9:35の安値99.51円まで下落した。その高値と安値をフィボナッチ級数と白銀比率で結び、5分足で見ていくことにする。円高が急速に進み、一時99.51円まで下落した後、ダドリーNY連銀総裁の発言を受け急速にショートカバーが入る戻りとなった。ここでの特徴は半値戻しの100.40円を一旦超えたものの、再び押し戻され半値戻しが上値抵抗ラインとなった。しかし、下値も38.2%戻しの100.19円が支持ラインとなっている。17日になって浅川財務官の円高けん制発言を受け、一気に61.8%戻しの100.61円まで上昇するも上値が重くなり下落した。この時は半値戻しが下値支持ラインとなった。株高にともなって再上昇したが、一旦61.8%戻しが上値抵抗ラインとなった。午後になって株価が上昇幅を広げたことでドル買いが強まり一気に61.8%を上抜けた。しかし、前日の高値の101.29円が意識されると、再び下落基調となった。そして、現在は76.4%戻りの100.87円前後の動きとなっている。
結構こういう風に見ていくと節目節目では、フィボナッチが上値抵抗・下値支持していることが分かる。