★欧州市場序盤では、ポンド/ドルが1.2950ドル台に再下落するなど、ドルが全般的に底堅く取引されたがドル/円は101.25円前後と前日終値付近でもみ合い商状を継続した。東京市場が休場のため、欧州勢本格参入後もドル/円の値幅は限定され、101.26円前後ともみ合い相場が継続した。欧州株が持ち直し、現価格が下げ渋るなか、ポンド買い戻しが優勢となり、ドル・円も底堅い展開となった。米長期金利が低下に転じたことなどが相場の重しとなった。なお、7月米輸入物価指数は予想を上回ったが、前週分の米新規失業保険申請件数は予想より弱い内容となった。米国市場ではNYダウが上げ渋り、リスク選好の勢い鈍化とともに、再び根強い円高圧力が見られた。その後は、NYダウの大幅城署うや米長期金利の上昇を背景として徐々に下値を切り上げた。NY元が41.10ドルから43.79ドルへ急伸したことや、NYダウと米長期金利が上昇したことでリスク選好の動きが加速した。NYダウが史上最高値を更新するなど、リスク選好の動きが高まり、一時102.50円まで上昇した。