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欧米市場におけるポンド/円の動向!
- 2016/08/10
- NYタイム
★昨晩のポンド/円の欧米市場動向では、17:30に発表された英国の6月貿易収支が予想を大きく下振れたほか、5月も下方修正された。同時発表された6月製造業生産は5月から改善したが予想を下回った。これらを受け、ポンド/円は133円付近から下落基調となった。そして、北海ブレント原油がマイナス圏推移したことなどが警戒されポンド/円は低位推移した。
19:00以降は、ほぼ132.70-132.30円のレンジ相場となった。結構このレンジ相場と相性が良かったのが、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)となった。レンジ相場の上限・下限でストキャスティクスが買われ過ぎから下落基調になったら売り、売られ過ぎから上昇基調となったら買いというような戦略で十分売買が成功した。ただし、途中ストキャスティクスが転換したところで利益確定するという戦略。また、売られ過ぎ・買われ過ぎ域まで上昇・下落しない場合は見送るという戦略になる。
いつも規則正しく動くとは限らないが、昨日においては終わってみればレンジ相場であったことで、大きなリスクも少なく容易な戦略となった。