★豪ドル/円の一目均衡表日足では、一旦僅かに雲の下限を下抜けしたところから、再度雲の下限の77.01円を上回ってきた。また、遅行線は26期間手前のロウソク足が下値支持ラインとなり、反発してきている。一方で、転換線5日（紫線）の77.33円や、転換線9日と基準線の78.02円が上値抵抗ラインとなっている。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）では、売られ過ぎ域から％Kと％Dがゴールデンクロスして緩やかに上昇基調となってきている一方で、MACD（パラメータ：12、26、9）は、MACDとシグナルがデットクロスを維持してゼロラインを下回ってきている。ただ、かい離がやや縮小している。

今後の注目点では、現状やや強い動きとなっているものの、上値にも抵抗ラインが多く上値の重い展開となりそうだ。また、ロウソク足が小さくなってきていることから、勢いのある上昇基調ともなっていない。オシレータでもストキャスティクスは回復基調にあるものの、MACDは下落基調を維持するなど、方向感に乏しい動きとなっている。もう少し方向感がでるまでは様子をみたい。