★欧州市場序盤では、ドルは主要通貨に対して概ね前日比小幅高水準でもみ合い相場となった。ドル/円は101.40円付近、また、英中銀政策決定を控え、ポンド/ドルも1.32ドル台後半に反落した。欧州株はほぼ全面高となっていたが、ドル/円は101.40円台で伸び悩む展開となった。NYダウはプラス圏が続いていたが上げ幅を縮小したことで、ドル買い・円売りも後退気味となった。101.50円台に再上昇となったものの、101円台後半でのドル戻り売り根強く、日経先物が伸び悩むにつれて101.30円台に再軟化となった。英中銀の緩和策が市場予想より大規模なものとなったほか、追加緩和も示唆された。アジア時間に上値の重さを確認したことでドル/円は売りに押された。米長期金利が低下幅を広げたことを嫌気した売りに押され、一時101.00円付近まで値を下げた。ただ、7月雇用統計を控えて一段と売りを進める動きにはならなかった。その後は、明日の米7月雇用統計を控えて様子見ムードが強く、狭いレンジ取引が続いた。昨晩は英中銀の大規模緩和を受け、ポンド売りにドル高・円高の流れとなった。ただ、101.00-50円レンジ相場で終始した。