★ドル/円の日足では、一旦101.44円で下げ止まりやや戻り基調となっている。ただ、テクニカル的には下落基調を維持しているので、油断大敵な状況となっている。

一目均衡表では、雲の下限に位置しており、転換線9日が下向きとなっている。また、遅行線がロウソク足の下限を下抜けしてきた。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）では、％K：4.83、％D：28.56とやや売られ過ぎとなってきているが、％Dが追いついてくるまでは下値模索の動きになりやすい。また、MACD(パラメータ：12、26、9）は、ゼロライン近辺でMACDとシグナルがデットクロスしかい離を広げている。

今後の注目点では、現状は下落基調が維持されていることから、戻りをついて行くにはリスクが高そうだ。ストキャスティクスの％Kが横ばいになり、MACDが横ばいになるまでは下落基調が継続する。また、遅行線がロウソク足を下抜けしてしまったことで、遅行線の動きに注意が必要となる。レベル的にはドル買いをしたくなるところだが、下値を切り下げているうちはリスクが高い。