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TOPIX半月ぶり安値 期待された日銀の増額ETF買い入れ観測されず?
- 2016/08/02
- アジアタイム
日経平均株価は3営業日ぶりに反落し、前日比244円32銭(1.47%)安の1万6391円45銭で取引を終了した。海外株安、原油安や円高基調が嫌気され売りが先行となった。トヨタや三菱UFJなどの大型株が弱い中、TOPIXコア30が1%超の大幅安となった。前場は、日本銀行によるETF買い入れ増額による下支え効果が期待され下げ渋りをみせたが、後場は円高基調を嫌気した先物への売りで下げ幅を広げる展開となった。日銀のETF購入の規模が想定より小さかったとの失望的な見方も台頭した。午後0時45分に10年債入札で最低落札価格が市場予想を下回ったことで、JGB先物は下げ幅を拡大(利回りは上昇)し、急激な金利上昇を懸念する見方が株式市場で台頭した。JPX日経インデックス400も3営業日ぶりに反落し、前日比195.68ポイント(1.65%)安の1万1689.47で取引を終了した。TOPIXは続落して21.63ポイント(1.64%)安の1300.20で終え、東証1部の売買代金は2兆807億円、売買高は19億7429万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1459、値上がりは411、変わらずは100銘柄だった。
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