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豪ドル/円8月相場!
- 2016/08/01
- アジアタイム
★1955年以降の豪ドル/円の8月相場では、単純に陽線・陰線(始値と終値)で見ると5勝16敗と圧倒的に陰線引けとなりやすい。平均値幅では1.62円となっている。ただ、変動率が3.80%と大きくなっていることから、8月始値の77.61円に対して、8月末の終値の想定価格は74.66円~80.56円となる。
豪ドル/円の特徴は、陽線が単年で現れても陰線が連続しやすいということである。2006年に陽線となったがそれ以降は7年連続で陰線となった。また、2014年に陽線となり翌年に陰線引けとなっていることで、今年も陰線引けとなる可能性が高い。
豪ドルは、明日オーストラリア準備銀行が政策金利の発表があり、一部では0.25%の利下げを実施しるとの見方がある。その際は、豪ドル売りが進みやすい。また、もし予想に反して据え置きとなれると、豪ドルの買い戻しが加速する可能性がある。過去の8月相場のパターンからみると、明日豪中銀が利下げに動く可能性が高いと思われる。