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ドル/円はFOMC声明後レンジ切り下げ!

  • 2016/07/28
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

DLJPY0728

 

★欧州市場序盤では、ドル/円は乱高下は一服し、日中レンジの中間点付近でもみ合い推移した。ただ、米FOMCや日銀の金融政策決定会合を控え、ニュースヘッドラインに敏感に反応する不安定な地合いが継続した。欧州本格参入後、ドル/円の動意は乏しく、105円台半ば付近でもみ合い商状を継続した。欧州株高、NYダウ先物上昇も、米長期金利横ばいで小動き。FOMCの声明発表待ちとなっている。その後は、日銀の追加緩和んや政府の経済対策への期待から円売り・ドル買いが先行した。21時前に一時105.82円付近まで値を上げた。ただ、6月米耐久財受注額が前月比4.0%減となり、市場予想の前月比1.4%減を下回ったほか、変動の大きい輸送関連を除いた受注額が前月比0.5%減となり、市場予想の前月比+0.3%増を下回ったことからドルの上値が重くなった。NYダウが上昇して始まったことを背景にじわりと買いが入り一時105.88円まで値を上げたが、一巡後は上値が重くなった。米エネルギー省が発表した週間在庫統計で、原油やガソリンの在庫が大幅積み増しとなり原油先物相場が一転下落し、NYダウが下げに転じたことが嫌気された。FRBがFOMC声明で『雇用データはここ数カ月で労働力活用の一定の増加を示している。』、『景気みとおしの短期的なリスクは後退した』などと指摘し、全般に米経済への自信を示すとドル買いで反応した。しかし、市場では『9月の利上げが示唆されなかった。年内1回の利上げは正当化されるが、年末になる公算が大きい』との見方が広がり、米長期金利が急低下した。そのため、一転ドル売りが優勢となった。

ドル/円は戻り失敗で調整変化。上値攻防を抑えていたなか、株安に反応し調整入り、105円前半へレンジを切り下げた。

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