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日銀内に今後の政策運営に慎重報道でドル下落!
- 2016/07/21
- 欧州タイム
★一部外資系通信社が日本銀行内で、巨額の長期国債を買い続ける現在の量的・質的金融緩和の持続可能性について懸念を示す向きが増えつつあると報じた。複数の関係者への取材で明らかになった。
複 数の関係者によると、日銀内ではここに来て、政策運営はより慎重に効果とコストを見極めるべき局面に来ているとの見方が広がっている。これらの関係者は、 29日の金融政策決定会合や、黒田総裁自身の見解については言及していない。関係者は、新たな政策の在り方や、そのタイミングについても言及していない、 と同ニュースは伝えている。
上記報道を受けて、下落基調にあったドル/円は一時106.75円前後まで下落した。ドル/円60分足でも24時間線(緑:106.91円)を下回っている。ただ、一目均衡表の雲の上限を超えていることや、120時間線(赤:日足では5日線)を超えていることから現状では上昇基調は維持されている。ただ、ストキャスりクス・スロー(パラメータ:42、3、3、20、80)では、緩やかに下落基調にある。また、MACD(パラメータ:12、26、9)もゼロラインの上方からMACDとシグナルがかい離幅を広げ下落基調となっていることで、下落基調となる可能性が高くなっている。