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豪ドル/円はσ1が下値支持!
- 2016/07/19
- アジアタイム
★10:30に公表された豪準備銀(RBA)金融政策委員会の議事録(7月5日開催分)では、『豪ドル高は調整を複雑化させる恐れ』、『インフレ指標は依然として平均を下回っている』、『今後入手するデータで見通しの評価を洗練することが出来る』と言った意見が出された。議事録を受けて、早期利下げを意識した豪ドル売りが観測された。ただ、売り一巡後は様子見もみ合いとなっている。
テクニカル的には、ボリンジャーバンド(パラメータ:20、±1σ、±2σ)の+1σ(緑:79.55円)が下値支持ラインとなって下げ止まっている。ボリンジャー%B(パラメータ:20、2、5)では、まだ上昇傾向を持続しているjことから、下落相場となる判断は時期尚早となる。ボリンジャー%Bが縮小に向かうようなら、トレンド転換となりやすい。
上値には200日移動平均線(茶:83.27円)が位置していて、上放れした際には上値抵抗ラインとなりやすい。本日は豪州の利下げを意識したことで一旦売られたが、英国のEU離脱問題やトルコのクーデター未遂などは、懸念後退で落ち着きを見せていることから戻り局面となる可能性も残る。
ボリンジャーバンドのバンド幅に注目しながらのトレードとなる。