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豪ドル/ドルの60分足では上値重い!
- 2016/07/07
- アジアタイム
★豪総選挙で連立与党が過半数議席に届かず、政局不安定が懸念されていることも対円レートの上値を押さえる一因となった。豪準備銀行が8月利下げを行う可能性は残されていて、豪ドル/円の反発は抑えられている。
6月29日以降の豪ドル/円の60分足では、上値には72時間線(青:日足では3日線)、120時間線(赤:日足では5日線)、240時間線(茶:日足では10日線)が上値抵抗ラインとなっている。さらに雲の上下限も上値抵抗ラインとなり上値を抑えている。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)では、%Kと%Dがほぼ重なりトレンドのない状態となっている。また、MACD(パラメータ:12、26、9)では、徐々にMACDとシグナルのかい離を縮小し始めている。
今後の注目点では、移動平均線や雲の下限が抵抗ラインとなり再び下落基調となるかである。下落調整となった場合は、ダブルボトムのネックライン75.49円で下げ止まるかが注目される。