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【貴金属市場】金標準は、為替の円安基調が支援材料となり1万1750円台まで大幅続伸

  • 2024/04/26
  • 田澤

(貴金属市場)
26日の金標準は大幅続伸。金標準の中心限月4月限は前日比125円高の1万1735円。
夜間立会の金標準4月限は、NY金の乱高下に翻弄され1万1574円まで下落した後に、1万1728円まで上昇した。ただ、夜間立会の引け値ベースでは1万1670円台まで上げ幅を縮小した。NY金の6月限は、米国の利下げ観測の後退の売り材料と為替のドル安・ユーロ高基調による買い材料によって2324ドル前後まで下落した後、2357ドル台まで上昇した。しかし、引けにかけては、2340ドル台半ばまで上が幅を縮小するなど乱高下した。日中立会は、NY金の堅調地合いと日銀の金融政策決定会合後の為替の円安基調によって、金標準は1万1752円まで急伸した。日銀の金融政策決定会合で、政策金利が据え置かれたことがきっかけに、円相場は1ドル156.20円台まで円安に進んだ。
日中のNY金は、2351.5ドルまで上昇して堅調地合いを維持している。ただ、今晩は米国の3月個人消費支出(PCE)物価指数の発表が予定され、NY金はその結果次第になと見たい。前日に発表された第1四半期の米PCE物価指数は、前期比3.4%上昇となり前回の1.8%上昇から大幅上昇して、米国の利下げ観測が後退している。今晩の3月米PCE物価指数も伸び率が上昇すると、米国の利下げ後退観測が一段と強まり、NY金の値崩れが警戒される。しかし、中東情勢の悪化懸念が引き続き金相場の下支えとなっていることから、NY金は値動きの激しい展開が予想される。金標準は、為替の円安基調によって1万1750円台まで上値水準を切り上げている。ただ、円相場が1ドル=156円台まで円安方向に進んでいるため、日本政府・日銀の為替介入の警戒される。国内は明日から連休となるが、為替介入が警戒される状況となっていることから、相場の急変に注意したい。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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