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【貴金属市場】金標準は続伸して、1万1600円台を回復

  • 2024/04/25
  • 田澤

(貴金属市場)
25日の金標準は小幅続伸。金標準の2月限は前日比15円高の1万1609円、中心限月4月限は11万610円。
夜間立会の金標準2月限は、序盤にNY金の軟調地合いを背景に1万1518円まで下落したが、その後はNY金の戻りと為替の円安基調によって金標準は1万1649円まで上昇した。しかし、夜間立会の引けにかけては、再びNY金が軟調地合いになると金標準は1万1560円まで売り直された。NY金の6月限は、売り買い交錯する動きとなり、序盤に2324.8ドルまで下落した後、2350.9ドルまで反発した。しかし、NY金の反発は一時的となり、その後は米国の長期金利の上昇が圧迫要因となり2329ドル前後の水準まで続落した。日中立会は、NY金が2316ドル台まで崩れると、金標準は1万1527円まで下げ幅を拡大した。しかし、その後はNY金の下げ一服からの戻りと為替の一段の円安方向の動きによって、金標準は1万1619円まで買い直された。
日中のNY金は、2316.4ドルまで下値水準を切り下げたが、その後は2332ドル前後の水準まで戻りを見せている。今晩の1~3月期の米国内総生産(GDP)や明日の3月の米個人消費支出(PCE)物価指数の発表を控え、持ち高調整による売り買い交錯する動きを継続している。明日の米PCE物価指数は、根強いインフレを示す内容が予想されており、米国の利下げ先送り見通しが強まっている。一方、中東情勢の悪化懸念が引き続き相場の下支えとなっていることから、NY金の乱高下に注意したい。金標準は、NY金の乱高下する中、為替の円安基調によって1万1600円台を回復している。ただ、円相場が現在1ドル=156円方向に進んでいるため、日本政府・日銀の為替介入の警戒される。よって、今後は円相場の動きに注意したい。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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