今年も前半が終了したが、年初からリスク回避の流れが続いた。英国のEU離脱を問う国民投票でも予想外のEU離脱が決定し世界を巻き込んだ混乱となった。後半からも英首相選や米大統領選などもリスクとなる。また、7月は日米金融政策会合があり注目されている。さらに人民元安が続いている中国の経済動向も注目される。国内では、7月10日の参院選の結果次第では、アベノミクスに対する評価であることから、外国人投資家が注目している。

今年は想定外の出来ごとが多い年となっていることで、後半にかけても想定外の動きに振り回される可能性がある。逆に予想や予測はしないで、チャートを見ながらの後だしジャンケンが良い年なのかもしれない。

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FX Monthly Report July 2016