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【貴金属市場】金標準は、安全資産の買いと為替の円安方向の動きによって急反発

  • 2024/04/16
  • 田澤

(貴金属市場)
16日の金標準は急反発。金標準の中心限月2月限は前日比153円高の1万1836円。
夜間立会の金標準2月限は、NY金の軟調地合いによって1万1547円まで下落した。しかし、その後はNY金の上昇基調への転換と為替の円安方向の動きによって金標準は1万1837円まで急反発した。NY金の6月限は、序盤に米国の長期金利の上昇と為替のドル高・ユーロ安基調を背景に2340.2ドルまで下落した。しかし、安値をつけてからは、中東情勢の悪化を警戒した安全資産の買いによって2404.3ドルまで続伸した。日中立会は、NY金の堅調地合いと為替の円安方向の動きから、金標準は1万1859円まで上げ幅を拡大した。しかし、その後は上げ一服の展開となり、引けにかけては1万1830円台まで上値水準を切り下げた。
日中のNY金は2408.5ドルまで続伸している。週末に実行されたイランの報復攻撃に対し、イスラエルは対抗措置を議論していると一部のメディアが報じている。イスラエルの地元メディアは「対抗措置の 目的は全面戦争ではない」としているが、イランを攻撃した場合、イラン側は「直ちにより強く、より大規模な対応をとるだろう」とけん制している。このイスラエルとイランの緊張の高まりが、NY金の買い材料となっている。金標準は、NY金の強調地合いと為替の円安方向の動きによって急反発している。このまま、中東情勢の悪化を警戒した動きが続けば、前日の高値1万1953円を試す動きになると見たい。一方、円相場は1ドル=154.40円台まで円安に進んでいることから、為替介入による急落が警戒される。よって、高値圏での乱高下に注意したい。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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