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【貴金属市場】金標準は、最高値更新後に急反落

  • 2024/04/15
  • 田澤

(貴金属市場)
15日の金標準は急反落。金標準の中心限月2月限は前週末比79円安の1万1683円。
週末の夜間立会の金標準2月限は、NY金の乱高下に翻弄されて1万1953円まで最高値を更新した後、1万1508円まで急反落した。NY金の6月限は、中東情勢の悪化を警戒した安全資産の買いによって2449.0ドルまで上昇したが、その後は利益確定の売りが台頭して2351.0ドルまで崩れた。週明けの日中立会は、NY金の戻りと為替の円安基調によって、金標準は1万1689円まで下げ幅を縮小した。
日中のNY金は、2339.0ドルまで反発した後、上値水準を切り下げている。週末に行われたイスラエルに対するイランの報復攻撃は、織り込まれており週明けのNY金は軟調地合いとなっている。ただ、今後はイスラエルがイランに対して反撃に出るか注目される局面となっている。G7(先進7カ国)はテレビ会議で対応を協議した上で、イランの「前例なき直接攻撃」を強く非難した。更に、中東地域の紛争の拡大を警戒して、イランにこれ以上の攻撃を行わないよう求めた。一方、G7は「さらなる緊張の拡大回避に努める」と強調してイランだけでなく、イスラエルにも反撃を思いとどまるよう促すとしている。現在は、イスラエルの反撃の動きがない状況から、NY金は上値水準を切り下げているが、まだイランとイスラエルの緊張の高まりが警戒される。金標準は、1万1508円まで急落してから、1万1680円前後まで戻りを見せている。まだ、イランとイスラエルの今後の動きが不透明な状況となっていることから、相場の乱高下に注意したい。引き続き中東情勢の動きに注意したい。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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