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【石油市場】ドバイ原油は急反発して8万円台を回復

  • 2024/04/11
  • 田澤

(石油市場)
11日のドバイ原油は、急反発。ドバイ原油の中心限月9月限は前日比1560円高の8万0760円。
夜間立会のドバイ原油9月限は、WTI原油の上昇と為替の円安基調が支援材料となり8万0630円まで急反発した。WTI原油の5月限は、為替のドル高基調と米原油在庫の急増によって84.55ドルまで下値水準を切り下げた。しかし、その後は中東情勢の悪化による供給不安がWTI原油の下支えになると、引けにかけて86.38ドルまで上昇した。日中立会は、WTI原油が86.50ドルまで続伸すると、ドバイ原油は8万0780円まで上げ幅を拡大した。
日中のWTI原油は、中東情勢の悪化懸念が引き続き支援材料となり86.50ドルまで続伸している。イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘休止と人質解放の進展が期待されている中、イスラエル軍はハマス指令官の息子3人を空爆で殺害した発表した。この一件でイスラエルとハマスの停戦協議の難航懸念が台頭している。また、イランはイスラエルに対する報復措置として、ホルムズ海峡の封鎖を警告しており供給混乱が警戒されている。ドバイ原油は、8万円台の大台まで上昇している。まだ、WTI原油の強調地合いによって、ドバイ原油の上値水準の切り上げが想定される。ただ、前日に円相場が1ドル=153円台まで円安方向に進み、市場では日本政府・日銀による為替介入への警戒感が一段と高まっている。よって、突然の為替介入による急激な円高方向の動きから、ドバイ原油の急落が警戒される。暫く円相場の動きに注意したい。

ドバイ原油の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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