（貴金属市場）
９日の白金標準は、急騰。白金標準の中心限月２月限は前日比２４２円高の４７５０円。
夜間立会の白金標準２月限は、ＮＹ白金の強調地合いに引っ張られ４６７９円まで急伸した。ＮＹ白金の７月限は、序盤からＮＹ金・ＮＹパラジウムの上昇に反応して９５０ドル台を回復した。その後、為替のドル安・ユーロ高方向の動きによって上昇基調が強まると９８０．７ドルまで上値水準を切り上げた。日中立会の白金標準は、ＮＹ白金が強調地合いを維持して９９１ドル台まで高値を更新すると、白金標準は４７６５円まで急騰した。
日中のＮＹ白金は、引き続きＮＹ金やＮＹパラジウムの上昇に反応して９９１．５ドルまで続伸している。前日に２０２４年１月８日以来の９８０ドル台まで上昇して、本日は９９０ドル台まで上値水準を切り上げている。目先は、１０００ドルの大台を試す動きになるか注目される。白金標準は、２０２３年８月後半から続いた４５００円台の上値抵抗を抜けて４７６５円まで急騰している。本日２０２３年４月２４日の高値４７４０円を上抜けしていることから、目先は４８００円を試す動きになるか注目したい。ただ、前日からの急騰に対して利益確定の売りが出やすい状況になっていることから、高値圏での乱高下には注意したい。

白金標準の週足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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