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【貴金属市場】金標準は、NY金の値崩れによって急落

  • 2024/04/05
  • 田澤

(貴金属市場)
5日の金標準は、急反落。金標準の中心限月2月限は前日比116円安の1万1079円。
夜間立会の金標準は、NY金の乱高下に反応して1万1224円まで上昇した後に、1万1091円まで下落した。NY金の6月限は、米長期金利の低下と中東情勢の悪化による地政学的リスクの高まりによって2325.3ドルまで史上最高値を更新したが、その後は2298ドル台まで崩れた。日中立会は、NY金が序盤から軟調地合いとなり2286ドル台まで下値水準を切り下げると、金標準は為替の円高方向の動きもあって1万1008円まで急落した。しかし、安値をつけてからは、為替の円高方向の動きが一巡してNY金が2300.0ドル台まで戻ると、金標準は1万1099円まで下げ幅を縮小する動きも見せた。
日中のNY金は、一時2286.5ドルまで崩れている。今晩の3月の米雇用統計の発表を控え持ち高調整や利益確定の売りによって前日の高値から50ドル以上の下落となっている。ただ、イスラエルとイランの緊張の高まりによって地政学的リスクを警戒する動きが今後も予想され、安全資産として金が買われ易くなる状況は続くと見たい。今晩は米雇用統計の結果次第となっているが、下押し局面では買い拾われる動きも想定される。金標準は、一時1万1008円まで急落したが、その後は80円以上戻している。夜間立会はNY金と同様に米雇用統計の結果次第となっているが、NY金の先高観が強いことから金標準も下振れ局面から出直りの展開になると見たい。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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