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【貴金属市場】金標準は、週末の夜間で上場来高値を更新したが、週明けは上げ幅縮小

  • 2024/03/11
  • 田澤

(貴金属市場)
11日の金標準は、反発。金標準の中心限月2月限は前週末比25円高の1万0289円。
先週末の夜間立会の金標準の2月限は、NY金の続伸に反応して1万0379円まで上場来高値を更新した。しかし、高値をつけてからは、NY金の上げ一服と為替の円高基調によって、金標準は1万0257円まで上げ幅を縮小した。NY金の4月限は、2月の米雇用統計の発表後に2203.0ドルまで史上最高値を更新したが、その後は20175ドル台まで上値水準を切り下げる動きも見せた。週明けの日中立会は、序盤にNY金が2195ドル台まで上昇すると、金標準は1万0330円まで買い直された。しかし、1万0330円までの上昇は一時的となり、その後はNY金の上げ一服と為替の円高基調によって1万0282円まで上値水準を切り下げた。ただ、金標準の下押しは限定的となり、11時前から1万0300円前後の水準で推移する動きが続いた。引けにかけては、NY金が2183ドル台まで売られ、金標準は1万0289円まで上げ幅を縮小した。
週明けのNY金は2195.5ドルまで上昇してから上げ一服となっている。週末に2200ドル台の大台をつけてから上値水準を切り下げている。ただ、今週は12日に米国の2月の消費者物価指数(CPI)の発表が予定されている。インフレ指標としてFRB(連邦準備制度理事会)が注目している経済指標となっていることから、目先のNY金は米CPIの発表待ちとなっている。金標準は1万0379円まで高値更新しているが、為替が円高基調を継続していることから、目先の下振れが警戒される。明日の米CPIの発表まで、円相場の波乱の動きが警戒されることから、臨機応変に対処するのが無難としたい。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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