フジトミ証券株式会社は投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

株式・FX・商品情報

マーケット情報

株式・FX・商品情報

【貴金属市場】金標準は反発して、一時1万0300円台を回復

  • 2024/03/07
  • 田澤

(貴金属市場)
7日の金標準は、反発。金標準の中心限月2月限は前日比56円高の1万0298円。
夜間立会の金標準の2月限は、NY金の強調地合いによって1万0321円まで反発したが、その後はNY金の上げ一服と為替の円高基調によって1万0271円まで上げ幅を縮小した。しかし、金標準の下振れは一時的となり、夜間立会の引けにかけては1万0300円前後の水準まで買い直された。NY金の4月限は、米国の利下げ観測の拡大が引き続き支援材料となり2160.7ドルまで直近の高値を更新した。日中立会の金標準は、為替が円高方向に進むと1万0248円まで上げ幅を縮小した。しかし、その後はNY金が前日の高値2160.7ドルを上抜けして2168.4ドルまで上値水準を切り上げると、金標準は1万0320円まで上昇した。ただ、日中立会の引けにかけてはNY金の上げ一服の展開から、金標準は1万0300円前後の水準まで上げ幅を縮小した。
日中のNY金は、強調地合いを維持して2168.4ドルまで直近の高値を更新している。引き続き米国の利下げ観測の拡大が、NY金の支援材料となっている。今晩もパウエル米FRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言が上院で予定されている。前日の下院では利下げの時期について、従来通り経済指標次第と説明した。また、ここ最近のインフレの低下を踏まえると「今年のある時点で開始が適切になる」との見通しを示した。今晩の上院で前日と正反対な発言をするとは考えにくい状況から、米国の利下げ観測が根強く、NY金の強調地合いは続くと見たい。目先は2023年12月4日の高値2171.5ドルを試す動きを想定したい。金標準は、NY金の上昇に対して為替の円高方向の動きによって上昇幅は抑えられる動きとなっている。まだ、NY金の上昇基調によって金標準の上値水準の切り上げを想定したいが、円相場が崩れていることから、高値水準での乱高下に注意したい。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

フジトミ証券の投資助言サービスでは、商品や株価指数、FXを中心に売買のフォローアップを行っています。
【投資助言サービスについて】https://www.fujitomi.co.jp/advice/

【ツイッター】https://twitter.com/@tazawa_fujitomi

新規口座開設キャンペーン開催中

コンサルタント取引限定キャンペーン1

コンサルタント取引限定キャンペーン2

一覧へ戻る

各種資料請求・WEBセミナー