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【貴金属市場】金標準は、前日のNY金の上昇と円安基調を背景に直近高値を更新

  • 2024/03/01
  • 田澤

(貴金属市場)
1日の金標準は、急反発。金標準の中心限月2月限は前日比83円高の9895円。
夜間立会の金標準の2月限は、序盤にNY金の軟調地合いによって9785円まで下値水準を切り下げた。しかし、その後はNY金が急伸する展開になると、金標準は9865円まで急反発した。NY金の4月限は、米国の1月の個人消費支出(PCE)物価指数の発表前に2036.0ドルまで下落したが、発表後に2059.4ドルまで急伸した。ただ、高値をつけてからは、為替のドル高・ユーロ安基調によって2052ドル前後の水準まで上げ幅を縮小した。日中立会は、NY金が2055ドル台まで買い直され為替が円安基調に進むと、金標準は9893円まで上昇して直近の高値を更新した。
日中のNY金は、2051ドル台から2055ドル台のレンジでの動きとなっている。インフレの落ち着きを示す内容となった米PCE物価指数の発表によって米利下げ観測が再燃しているが、米長期金利の低下が一服して、為替がドル高・ユーロ安方向に進んでいる。前日の高値から一時2051ドル台まで売られる動きを見せており、前日の高値から上値水準を切り下げていることから、目先は2050ドル割れが警戒される。金標準は、前日のNY金の上昇と為替の円安基調によって9895円まで直近の高値を更新している。円相場が再び150円台中盤の水準まで円安方向に進んでいることから、金標準の9900円台までの上昇が予想される。ただ、円相場は150円台後半になると上値の重い展開を継続していることから、円安一服による金標準の下振れが警戒される。よって、今後も円相場の動きに注意したい。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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